サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

UPDATE1: 東京株式市場・大引け=反落、「鯨幕相場」続き方向感に乏しい展開

発行済 2009-08-27 16:08

日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:> 

終値 10473.97 -165.74 終値 10510 -130

寄り付き 10570.78 寄り付き 10570

安値/高値 10400.83─10575.79 安値/高値 10390─10580

出来高(万株) 204821 出来高(単位) 94528

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 27日 ロイター] 東京株式市場の日経平均は反落。前日比150円を超え

る下落となり、1万0500円を割り込んだ。日米株価に高値警戒感が強まり、利益確定

売りが先行。場中に円高が進んだほか、中国株が軟調だったことも上値を重くした。前日

株価を押し上げた米系年金の買いが後退し、先物売りや小口売りに押されたとの指摘が出

ている。30日投開票の衆院選を控え、国内実需筋は引き続き様子見気分が強いという。

 東証1部騰落数は値上がり349銘柄に対して値下がり1203銘柄、変わらずが

132銘柄だった。東証1部の売買代金は1兆4098億円。

 日経平均は前日比プラスとマイナスが交互に到来するいわゆる「鯨幕相場」がきょうも

続いた。市場の気迷い気分を示すといわれ方向感に乏しい展開が続いている。国内機関投

資家は「総選挙の結果が出て政策の方向性を見極めてからでも遅くないと思っているよう

だ」(大和証券SMBC金融証券研究所・投資戦略部部長の高橋和宏氏)とされ薄商いが

続くなか、マネージドフューチャーズなど海外ファンド勢の動きや一部海外実需勢の動き

に翻弄(ほんろう)されている。

 きょうの市場では「前日株価を押し上げた米系年金の買いが消え、はしごが外された感

じだ」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。外資系証券による先物売りも下げ幅

を広げたという。

 高値を更新している日米株価に過熱感が強まってきていることも投資家に「迷い」を生

じさせている。7月の米新築1戸建て住宅販売や耐久財新規受注が予想以上に増加したも

のの、26日の米市場でダウ<.DJI>は4.23ドル高、S&P500<.SPX>は0.12ポ

イント高にとどまった。S&Pは3月安値から52%回復しており、ある程度の景気や企

業業績の回復は織り込み済みとなっていることから、好調な経済指標にも反応が鈍くなっ

ている。

 証券ジャパン・調査情報部副部長の大谷正之氏は「景気の持続的回復軌道に乗るための

シナリオが見えていない。大型の経済対策で何とか底入れしたが、景気回復が本物であれ

ば出口戦略、偽物であれば失速が待っている。過剰流動性で相場は押し上げられているが

投資家は楽観的にはなっていないようだ」と述べている。

 個別ではトヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>などの大手自動車株やソニー<6758.T>、

キヤノン<7751.T>など大手ハイテク株が反落。三菱UFJフィナンシャル・グループ

<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ

<8411.T>などの大手銀行株も下落した。

 一方、傘下の三越で大規模な人員削減に踏み切ると報じられた三越伊勢丹ホールディン

グス<3099.T>は、構造改革が進むと評価され逆行高となった。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

daiki.iga.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

  

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

  株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

          東証・大証株券オプションのメニューページ

東証株券オプションの個別メニューページ

大証株券オプションの個別メニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます