20日の東京市場は売り優勢の相場展開になりそうだ。
17日の米国市場では、ギリシャの債務問題や中国の信用規制などへの警戒からNYダウは279ドル安となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の19570円だった。
この流れが嫌気される格好となり、日経平均は25日線を下回ってくる可能性が高い。
ただし、先週の段階で年初以降強い上昇基調が続いていた銘柄等を中心に利益確定の流れが強まり、17日の日経平均は3月末以来の200円を超える下落幅となっていた。
一方で、相対的に出遅れている銘柄などには水準訂正を意識した見直しの流れが強まる格好であり、高値圏での正常な調整といったところであろう。
25日線割れで押し目買い機運も高まりやすく、売り一巡後の底堅さを見極めたいところである。
また、これまで年金買いへの思惑やファナック (TOKYO:6954)など企業によるROEを意識した姿勢から高ROE銘柄への関心が高まるなか、ここにきて割高感を警戒する声が聞かれ始めている。
高ROE銘柄へは利食いが強まりやすい半面、今後は決算発表での株主還元策なども意識されやすいなか、反対に低ROE銘柄への見直しに向かわせる可能性がある。
その他、出遅れている材料株やテーマ性のある銘柄に短期筋の資金が集中しやすい。
先週末には、公明党の井上幹事長が、党内に根強い慎重意見がある国内でのカジノ解禁に向けた法案について、今後、自民党との調整が整わなくても、自民党がほかの党と国会に共同提出することを容認する考えを示したと伝えられている。
インバウンド関連の利益確定から、これまでハシゴを外されてきたカジノ関連への物色に向かわせるかが注目されよう。
17日の米国市場では、ギリシャの債務問題や中国の信用規制などへの警戒からNYダウは279ドル安となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の19570円だった。
この流れが嫌気される格好となり、日経平均は25日線を下回ってくる可能性が高い。
ただし、先週の段階で年初以降強い上昇基調が続いていた銘柄等を中心に利益確定の流れが強まり、17日の日経平均は3月末以来の200円を超える下落幅となっていた。
一方で、相対的に出遅れている銘柄などには水準訂正を意識した見直しの流れが強まる格好であり、高値圏での正常な調整といったところであろう。
25日線割れで押し目買い機運も高まりやすく、売り一巡後の底堅さを見極めたいところである。
また、これまで年金買いへの思惑やファナック (TOKYO:6954)など企業によるROEを意識した姿勢から高ROE銘柄への関心が高まるなか、ここにきて割高感を警戒する声が聞かれ始めている。
高ROE銘柄へは利食いが強まりやすい半面、今後は決算発表での株主還元策なども意識されやすいなか、反対に低ROE銘柄への見直しに向かわせる可能性がある。
その他、出遅れている材料株やテーマ性のある銘柄に短期筋の資金が集中しやすい。
先週末には、公明党の井上幹事長が、党内に根強い慎重意見がある国内でのカジノ解禁に向けた法案について、今後、自民党との調整が整わなくても、自民党がほかの党と国会に共同提出することを容認する考えを示したと伝えられている。
インバウンド関連の利益確定から、これまでハシゴを外されてきたカジノ関連への物色に向かわせるかが注目されよう。