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訂正:東京外為市場・正午=ドル93円前半、小幅なレンジ取引

発行済 2010-04-08 12:32

訂正:表中のユーロ/円の正午現在のレートを「124.29/23」から

   「124.29/33」に訂正します。

       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

正午現在   93.27/31  1.3325/27  124.29/33(訂正)

午前9時現在 93.18/23  1.3329/34  124.24/25

NY17時現在 93.26/31  1.3334/38  124.55/60

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 [東京 8日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点とほ

ぼ同じ93円前半で推移している。米長期金利の低下やユーロ/円の下げを受けて上値が

重かった一方で、93円前後に買いが入っていることから下値も攻めきれず、ドル/円は

93円前半で小幅なレンジ取引になった。市場では、人民元の切り上げの行方を占ううえ

で、きょう行われるガイトナー米財務長官と中国の王岐山副首相との会談が話題になって

いる。

 ドル/円の正午までの上下値幅は93.17─93.45円の28銭。米長期金利の低

下や、ギリシャ問題をにらんだユーロ/円の軟調地合いを受けてドル/円も緩やかに下落

した。しかし、下値では押し目買いも出て売り買いが交錯。「93円前後にはドル買いが

あり、92円台でも買い興味が強い。上値の重さから売りは出てくるだろうが、買いをこ

なしながらの下げになるとみており、下落ピッチは緩やかだろう」(クレディ・アグリコ

ル銀行外国為替部ディレクター、斉藤裕司氏)との声が上がった。

 2日の米雇用統計発表前後ほど前のめりではないとしても、市場の米利上げ期待は依然

根強い。「93円割れにはストップロスもありそうだが、押し目買いも出てきそうだ。

92円を割り込まなければ、ドルの上昇トレンドは変わらない」(国内銀行)との声が聞

かれた。

 <FRBはハト派寄りの情報発信で金利上昇をけん制>

 

 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は7日、米経済は依然として逆風に直面し

ていると指摘、住宅セクターはまだ回復しておらず、労働市場も低迷しているとし、利上

げ開始を急がない姿勢を示唆した。 市場では「このところのFRBの情報発信はハト派

に片寄っている。長期金利が4%をつけるような金利の上昇をけん制する意図があるのだ

ろう」(みずほコーポレート銀行マーケット・アナリスト、唐鎌大輔氏)との声が上がっ

ている。

 唐鎌氏は、6日に発表された3月16日分のFOMC議事録にすでにそうした意向がう

かがわれると指摘。「議事録を受けて10年債入札は好調になると予想していたが、想定

通りだ。これがドル/円の売りにもつながっている」(唐鎌氏)としている。210億ド

ルの新発10年債(リオープン=銘柄統合)の応札倍率は3.72倍と好調で、10年債

利回りは6日の3.95%付近から3.86%付近まで低下した。

 一方で、米カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁は金利を約1%に引き上げること

が可能との見解を示し、利上げ懸念が米国株式市場の下げにつながった。ただ、市場では

、こうした意見はFOMCのなかで多数派になっていないとの見方が多い。

 <人民元切り上げの行方にらみ、米財務長官・中国副首相会談に注目>

 

 ガイトナー米財務長官はきょう北京で王岐山中国副首相と会談する。中国側から人民元

の上昇再開に向けた地ならしともとれる発言が相次いでいるなかで、急きょ、中国への訪

問が決まった。会談はメディアに非公開で行われるが「人民元切り上げに向けた内容がも

れ伝わってくるようならドル/円の売り材料になりそうだ」(国内金融機関)との声が上

がっている。J.P.モルガン・チェース銀行債券為替調査部長、佐々木融氏は「米為替

報告書の発表延期から人民元切り上げに向けた動きが煮詰まってきており、秒読み段階に

入ってきた。ドル/円のポジションがロングに傾いており、もし切り上げの兆し出るよう

なら巻き戻しを誘発しそうだ」としている。

 市場で「人民元の上昇を押さえるための人民元売り/ドル買い介入は金融緩和効果を持

つため、中国の為替政策は金融政策とワンセットで考える必要がある」(邦銀)との声が

出るなか、中国人民銀行(中央銀行)は8日、150億元(22億ドル)の3年物手形入

札を2.75%の利回りで実施した。これは市場予想の約2.7%を若干上回る水準とな

る。モルガン・チェースは8日付リポートで「手形入札の期間延長(現在は3カ月物と1

年物の入札が行われている)は、金融政策正常化に向けた人民銀行のスタンスがより積極

的になっていることを示唆するものであり、人民銀行が今月中にも利上げに踏み切るとの

我々の見方をサポートする」としている。

 上海総合指数<.SSEC>は小幅安となっているが、下げ幅は限定的。

 

 (ロイター日本語ニュース 松平陽子)

( ロイターメッセージング:yoko.matsudaira.reuters.com@reuters.net 

E-mail:yoko.matsudaira@thomsonreuters.com; 03-6441-1795)

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