[13日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)、ナショナルズのオーナー、テッド・ラーナー氏が12日、米メリーランド州の自宅で亡くなった。97歳だった。
ラーナー氏は肺炎の合併症で亡くなったという。ナショナルズの広報担当者が13日、認めた。
ナショナルズは声明でラーナー氏について、「地元に野球の新時代を迎え入れた」とコメント。また、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは、「彼は熱狂的な野球ファンであり、アメリカのサクセスストーリーを体現した」と述べた。
ラーナー氏は球団がモントリオールからワシントンに移転した翌年の2006年にナショナルズを買収。チームは2019年のワールドシリーズでアストロズを下し、優勝した。同氏は2018年、息子マークに球団の所有権を譲っていた。