■会社概要
(1)沿革
ミルボン (TOKYO:4919)は1960年に、プロフェッショナル向け(業務用)のヘア化粧品(コールドパーマ用剤やシャンプー等)の製造販売を目的にユタカ美容化学(株)として設立された。
日本の美容文化は、戦後になって欧米から入ってきて発展したこともあり、欧米企業が強みを発揮してきた。
そうしたなかで同社は、国産メーカーとして美容師・ヘアデザイナーがサロンで使用するシャンプー、トリートメントなどのヘアケア製品やパーマネントウェーブ用剤、ヘアカラー(染毛剤)などの開発や美容技術の改良に努めてきた。
また、販売方法においても、「すべてはサロンの増収増益のために」を基本理念に、サロンに対する最新技術の紹介は言うに及ばず、経営分析やマーケティング支援など、様々な角度からの提案型営業を展開してきた。
そうした努力が結実し、国内プロ用市場のヘアケア分野と染毛剤分野においてトップシェア企業に成長した。
株式市場には、業界で初めて1996年に株式を公開した。
その後2000年に東証2部に株式を上場し、さらに翌年には東証1部に指定替えとなって現在に至っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
日本の美容文化は、戦後になって欧米から入ってきて発展したこともあり、欧米企業が強みを発揮してきた。
そうしたなかで同社は、国産メーカーとして美容師・ヘアデザイナーがサロンで使用するシャンプー、トリートメントなどのヘアケア製品やパーマネントウェーブ用剤、ヘアカラー(染毛剤)などの開発や美容技術の改良に努めてきた。
また、販売方法においても、「すべてはサロンの増収増益のために」を基本理念に、サロンに対する最新技術の紹介は言うに及ばず、経営分析やマーケティング支援など、様々な角度からの提案型営業を展開してきた。
そうした努力が結実し、国内プロ用市場のヘアケア分野と染毛剤分野においてトップシェア企業に成長した。
株式市場には、業界で初めて1996年に株式を公開した。
その後2000年に東証2部に株式を上場し、さらに翌年には東証1部に指定替えとなって現在に至っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)