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注目銘柄ダイジェスト(前場):アイスタイル、プラッツ、フジクラなど

発行済 2018-02-05 12:07
更新済 2018-02-05 12:33
注目銘柄ダイジェスト(前場):アイスタイル、プラッツ、フジクラなど
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アイスタイル (T:3660):1350円(+238円)
大幅反発で上場来高値更新。
先週末に第2四半期決算を発表している。
累計営業利益は12.1億円で前年同期比65.9%の大幅増となった。
中国越境EC事業の成長がけん引役となったほか、Beuty Service事業も好調に推移した。
通期計画の20億円(前期比36.5%増)は据え置いているが、業績計画達成の確度が高まったと評価されている。
マッコーリー証券では投資判断を格上げ、SMBC日興証券では目標株価を引き上げている。



プラッツ (T:7813):4485円(+670円)
大幅続伸。
17年7-12月期(第2四半期累計)決算を発表している。
売上高は前年同期比50.8%増の27.38億円、経常利益は同2.5倍の2.28億円で着地した。
同社及び連結子会社における医療介護用電動ベッドの総販売台数は同30.4%増の2.2万台だった。
持分法投資利益の計上なども経常利益を押し上げた。
18年6月期の通期業績については、経常利益で前期比21.9%減の3.35億円とする従来予想を据え置いている。



宇部興 (T:4208):3345円(+95円)
大幅反発。
先週末に発表された第3四半期決算を受けて、野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしており、評価材料となっている。
化学の収益安定化や建設資材の損益改善を評価し、目標株価も3500円から4010円に引き上げている。
同社が発表した第3四半期決算では、累計営業利益が376億円で前年同期比66%増となり、通期計画450億円(前期比29%増)の上振れ推移が確認される形となっている。



カーメイト (T:7297):1482円(-204円)
3日ぶり大幅反落。
17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。
営業利益は前年同期比2.1倍の12.33億円で着地した。
ただ、ドライブレコーダーの需要拡大見込みなどから、今回の決算に対する事前の期待は高かったようだ。
本日は発表を受けて材料出尽くし感から利益確定売りが広がっている。
なお、18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比89.0%増の8.64億円とする従来予想を据え置いている。



フジクラ (T:5803):894円(-181円)
大幅続落。
先週末に業績予想の下方修正を発表している。
通期営業利益は従来予想の380億円から350億円に下方修正。
市場予想は従来の会社計画をやや上回る水準だったため、ネガティブサプライズとなっているようだ。
データセンタ向けの光部品の在庫調整の影響、並びにワイヤーハーネスの東欧の生産拠点が1-3月期に再度の赤字に転落する見通しであることなどが収益下振れの主因となるもよう。



ファーストリテ (T:9983):46800円(-1820円)
大幅続落。
先週末に1月の国内ユニクロ月次動向を発表している。
既存店売上高は前年同月比2.4%減と5カ月ぶりのマイナスに転じている。
客単価が同2.6%上昇したものの、客数は同5.0%減少した。
記録的な寒さで防寒衣料の一部は好調だったものの、全般的に冬物商品の在庫が少なかったことが影響したようだ。
先月にかけてモメンタムが一段と好転していたため、マイナス転落へのネガティブな反応も大きくなっている。



ホンダ (T:7267):3973円(+83円)
3日続伸。
先週末に第3四半期決算を発表している。
10-12月期営業利益は2846億円で前年同期比37%増となり、費用の期ずれはあったもようだが、2200億円程度だった市場予想を大幅に上回った。
通期予想は従来の7450億円から7750億円に上方修正。
アジアの台数成長やコストダウン効果などが背景にある。
なお、米国の法人税率引き下げに伴う影響を反映し、当期利益見通しは5850億円から1兆円に引き上げた。



テリロジー (T:3356):442円(+44円)
大幅反発。
一時466円まで上昇し昨年来高値を更新した。
カイカ (T:2315)と資本提携契約を締結し、業務提携契約の一部を見直すと発表している。
カイカは1月26日付で同社株式75万3700株(議決権比率4.9%)を市場外の相対取引で取得した。
両社はブロックチェーン技術を活用した高度なセキュリティ製品の共同開発などで提携してきたが、関係をより強固なものとする。
また、フィスコ仮想通貨取引所との業務提携の一部見直しも発表している。



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