[東京 6日 ロイター] - 日経平均 .N225
前場終値 16953.23 -455.48 寄り付き 17101.58 安値/高値 16943.71─17111.36
東証出来高(万株) 131371 東証売買代金(億円) 11428.53
前場の東京株式市場で日経平均は大幅続落。下げ幅は450円を超え、取引時間中と しては昨年12月17日以来、約3週間ぶりに節目の1万7000円を下回った。原油安 やギリシャ問題に対する懸念から前日の米国株が大幅安となった流れを受け、幅広い銘柄 に売りが先行した。先物安に伴う裁定解消売りも、相場を押し下げる要因になった。
前日の米国株市場では、原油安に加えギリシャの政情不安と同国がユーロ圏から離脱 するとの懸念から、幅広い銘柄が売られた。欧州主要市場の株価も軒並み安く、グローバ ルなリスク回避の流れが日本株にも波及した。円高に連動する先物売りに加え、主力株に はややまとまったポジション調整売りも出てたとみられている。個別銘柄でも短期筋の処 分売りが出て、東証1部の値下がり銘柄は1700を超すほぼ全面安となった。 市場では「先進国の株価には高値警戒感があり利益確定売りが出やすい状況だった。 悪材料に敏感になっている。ギリシャの総選挙が行われる25日までは、積極的にポジシ ョンを取りにくい」(内藤証券投資情報本部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、国際石油開発帝石 1605.T や石油資源開発 1662.T 、JXホールディ ングス 5020.T など石油関連株が軟調。米原油先物 CLc1 が2009年4月以来となる1 バレル=50ドル割れを記録し、事業採算の悪化が懸念された。半面、ツルハホールディ ングス 3391.T はしっかり。5日に発表した12月の月次営業速報(15日締め)で、既 存店売上の伸び率が1.3%と2カ月連続のプラスとなったことが好感された。
東証1部の騰落数は、値上がり72銘柄に対し、値下がりが1756銘柄、変わらず が31銘柄だった。
(河口浩一) ((※ Koichi.Kawaguchi@thomsonreuters.com; 03-5641-1624; Reuters Messaging: koichi.kawaguchi.thomsonreuters.com@reuters.net))
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東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
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ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
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