サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

日経平均は続伸、これといった調整がなく、判断に迷うところ

発行済 2016-11-25 12:06
更新済 2016-11-25 12:33
日経平均は続伸、これといった調整がなく、判断に迷うところ
TM
-
 日経平均は続伸。
140.53円高の18473.94円(出来高概算11億4000万株)で前場の取引を終えた。
1月4日につけた終値ベースでの年初来高値(18450.98円)を更新している。
24日の米国市場は感謝祭の祝日で休場となり、海外勢のフローは限られているが、外国為替市場ではドル円が1ドル113円台に乗せる円安となるなか、輸出関連を中心に買い優勢の展開となった。


 寄付き後はこう着感が強いものの、その後も1ドル113円台後半と円安傾向が強まるなか、日経平均は上げ幅を広げている。
セクターでは、輸送用機器、非鉄金属、精密機器、ゴム製品、電気機器、化学、機械が堅調。
半面、銀行が利食いに押されているほか、水産農林、不動産が冴えない。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めている。


 トヨタ自 (T:7203)が2%超の上昇となるなど、自動車株が全面高となり、日経平均をけん引している。
これにより、終値ベースではあるが日経平均は年初来高値を更新している。
目先的な達成感のほか、オーバーウィークのポジションを避ける形での利益確定の動きも意識されるところではある。
一方で、じりじりと円安基調が続いていることで先高期待は強く、押し目買い意欲も強い。
また、足元で強い動きをみせていたメガバンクが利食いに押されており、資金の循環も利いているようである。


 米国では感謝祭翌日のブラックフライデーからクリスマス商戦が本格化するが、週明けのサイバーマンデーへの期待も大きいだろう。
ただ、月末にはOPEC総会が控えており、神経質にもなりやすい。
いったんポジションを軽くしておきたいところだが、これといった調整がなく、判断に迷うところである。

(村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます