*為替と株式のリポートを更新しました。
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 89.67/70
始値 90.84/86
前営業日終値 91.78/82
ユーロ/ドル 終値 1.2474/79
始値 1.2324/29
前営業日終値 1.2428/31
30年債
(2105GMT) 104*27.00 (+2*21.00) =4.0930%
前営業日終盤 102*06.00 (‐0*05.00) =4.2453%
10年債
(2105GMT) 102*13.00 (+1*10.00) =3.2163%
前営業日終盤 101*03.00 (‐0*04.50) =3.3701%
2年債
(2055GMT) 100*17.50 (+0*03.75)=0.7160%
前営業日終盤 100*13.75 (‐0*02.75)=0.7770%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 10068.01(‐376.36)
前営業日終値 10444.37(‐66.58)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2204.01(‐94.36)
前営業日終値 2298.37(‐18.89)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1071.59(‐43.46)
前営業日終値 1115.05(‐5.75)
COMEX金(6月限)(ドル/オンス)<2GCM0>
終値 1188.60(‐4.50)
前営業日終値 1193.10(‐21.50)
原油先物(6月限)(ドル/バレル)<2CLc1>
終値 68.01(‐1.86)
前営業日終値 69.87(+0.46)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 250.07(‐2.57)
前営業日終値 252.64(‐2.29)
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<為替> ユーロが対ドルで上昇した。対スイスフランでのユーロ高につれた。欧州当
局がユーロ支援介入を行うとの観測もユーロを下支えた。
ユーロが上昇し始めると、ユーロを空売りしていた投資家は損切りのため買い戻しを迫
られ、「ショートスクイーズ」の状況となった。
ユーロ/ドル
市場参加者は、この段階で介入がある可能性は低いとみている。
ユンケル・ユーログループ議長は20日、ユーロ安阻止に向けた迅速な行動が必要とは
思わないとの見方を示した。 欧州委員会のアルムニア委員(競争政策担当)も、介入が
必要とは思わないと述べた。
NY外為市場:[USD/J]
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<債券> 米国債価格が急上昇した。債務問題への対応で欧州諸国の足並みが一致せず
効果的な対策を打ち出せないでいることで市場の不安が払しょくしきれていないことに加
え、経済成長が鈍化するとの懸念から米株価と商品価格が下落したことで、安全資産とさ
れる米国債への買いが膨らんだ。
新規失業保険週間申請件数が予想外に増加したことで、景気先行き不安が増大した。
米金融・債券市場:[US/BJ]
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<株式> 大幅続落。ユーロ圏のソブリン債危機が取り組み次第で世界の景気回復を危
機にさらすとの懸念が高まり、ダウとS&P500種は3%超、ナスダックは4%超、そ
れぞれ下落した。
米議会上院がこの日、金融規制改革法案の審議打ち切り動議(クローチャー)を可決
し、同法案の最終的な採決が同日中もしくは21日に行われる見通しとなったことを受け、
取引終盤に売りが加速した。
景気循環に敏感な銘柄である金融株や商品関連株が大きく下げた。フィラデルフィアK
BW銀行株指数<.BKX>は5.1%急落。S&Pエネルギー株指数<.GSPE>は4.4%安。
米国株式市場:[.NJP]
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<金先物> ユーロ圏諸国の財政懸念をきっかけとした市場の混乱が収まらず、利益確
定の売りが継続した。
6月物は中心限月の終値としては今月5日以来約2週間ぶりの低水準で、これで3営業
日続落となった。立会取引のレンジは、1176.10─1190.90ドル。
最近の極端な相場変動により生じたマージンコール(証拠金)捻出のため、手元資金を
確保する必要性に迫られた機関投資家らを中心に利食い売りが優勢となった。先週、史上
最高値の更新が続いたのを受けて、宝飾品など現物需要が細っているとの分析も圧迫材料。
NY貴金属:[GOL/XJ]
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<原油先物> ユーロ圏諸国の債務問題がくすぶる中、欧米株安などを受けて世界的な
景気先行き懸念が強まり、6月物は中心限月の終値ベースでは昨年9月29日以来約8カ
月ぶりの安値で終わった。電子取引では一時64.24ドルまで下落し、昨年7月29日
以来約10カ月ぶりの安値をつけた。6月物はこの日が取引最終日となる。7月物終値は
1.68ドル(2.32%)安の70.80ドル。
この日は世界的な株安連鎖で、商品全般がつれ安となった。ただ、午後に入りユーロが
対ドルで急伸。原油相場に割安感が出たことから、一部買い戻しが入り下げ幅を縮小した。
NYMEXエネルギー:[GOL/XJ]
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[東京 21日 ロイター]