1319 GMT 13日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
16日終値 前営業日終値
株 FT100 5276.10(+0.66) 5275.44
クセトラDAX 6110.57(+0.16) 6110.41
金 現物午後値決め 1223.50 1214.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.100 (+0.015) 0.275(0.275)
独連邦債2年物 0.662(0.661)
独連邦債10年物(9月限) 132.24 (+0.76) 2.316(2.393)
独連邦債30年物 3.041(3.153)
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<為替> 安全資産への逃避買い需要が強まり、円とスイスフランが幅広く上昇した。
一方でユーロも上昇。ユーロ圏の債券市場をめぐるリスクへの慎重姿勢が根強いものの、
売られ過ぎとの見方が広がった。
<株式> ロンドン株式市場はほぼ変わらず。ベダンタ・リソーシズ
山株が堅調となる一方、日本のさえない国内総生産(GDP)統計が圧迫要因となった。
ベダンタは、インドのケアン・インディア
96億ドルのキャッシュで買収する方針を明らかにした。買収資金は手持ち資金と負債で
まかなう。同社はインド事業に特化している。
第2・四半期の日本の実質国内総生産(GDP)は前期比プラス0.1%、年率換算プ
ラス0.4%となり、1―3月期の前期比プラス1.1%からプラス幅が縮小した。
ベダンタは4.9%高。他の鉱山株では、エクストラータ
セクターについてクレディ・スイスは調査リポートで、将来的に中国から一段と強い需要
が見込めると述べ、同リポートも鉱山株の買いを後押ししたという。
ケアン・インディアに62.4%出資するケアン・エナジー
りした。
一方、原油価格
欧州株式市場はFTSEユーロファースト300種指数がほぼ横ばいで終了した。鉱山・
小売株に買いが入る一方、日米の経済指標が精彩を欠くなか景気腰折れ懸念が強まり、銀行
株は売りが優勢となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は0.18ポイント(0.02%)
安の1045.47。出来高は90日平均の半分程度で商いは薄かった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は10.44ポイント(0.39%)安
の2698.29で取引を終えた。
銀行株の下げが目立った。BNPパリバ
ツ銀行
安。
ステート・ストリートのグローバル最高投資責任者(CIO)、リチャード・ラカイユ
氏は「大半の指標が若干の景気減速を示している。雇用の回復が数四半期後ずれするかも
しれないが、完全な二番底には向かっていないと考える」との見方を示した。ただ、夏期
休暇シーズンで薄商いとなっていることから、小さなニュースに対しても市場が反応して
いると指摘した。
鉱山株は上昇し、ベダンタ・リソーシズ
のケアン・インディア
で買収する方針を明らかにした。
ケアン・インディアの62.4%を保有しているケアン・エナジー
値上がりした。
ドル安を背景に金属相場が堅調となるなか、他の鉱山株にも買いが入った。アングロ・
アメリカン
個別銘柄では、スウェーデンのアパレル大手ヘネス・アンド・モーリッツ(H&M) Mb.ST>が4.9%上昇。7月の既存店売上高が前年同月比で大幅に増加した。 衣料小売の英ネクスト 日本のは4─6月実質国内総生産(GDP)は前期比プラス0.1%、年率換算プラス 0.4%と、1―3月期の前期比プラス1.1%からプラス幅が縮小した。ロイターの事 前調査では、4―6月期の実質GDPの予測中央値は前期比プラス0.6%、年率プラス 2.3%だった。 8月の米住宅建設業者指数は13と予想外に低下し、2009年3月以来17カ月ぶり の低水準となった。 また、8月のNY州製造業業況指数は7.10と前月から上昇したものの、市場予想に は届かなかった。 <ユーロ圏債券> 期間の長いユーロ圏国債の利回りが、スワップ金利と共に急低下し た。世界経済の先行き懸念が増大していることで、市場参加者がより期間の長い債券へ投 資志向を強めた。 ユーロ圏国債では、独連邦債10年物と30年物、および仏国債50年物の利回りが過 去最低を更新。ユーロ圏スワップ金利は、10年物 30年物 日発表の日本の第2・四半期国内総生産(GDP)速報値が思わしくなかったことが背景 にある。 米債券市場でも類似した動きがみられ、10年債 の低水準をつけ、30年債 INGの金利ストラテジスト、パドフライク・ガービー氏は「こうした動きは、フラッ ト化の圧力が増しているイールドカーブの現在の状態と一致している」と指摘した。 クレディ・アグリコルの金利ストラテジスト、オーランド・グリーン氏は「今週発表予 定の経済統計にはあまり重要なものは含まれないため、悲観的な見方が市場にこのままと どまるとみている。(米国で)追加緩和策が導入されるとの思惑により、期間が長い債券 が好まれる」と述べた。 独連邦債先物9月限 値は57ティック高の132.05。 独連邦債10年物 その後は前営業日終盤から6.3ペーシスポイント(bp)低下の2.331%で推移し た。同2年物 [東京 17日 ロイター]