1312GMT 20日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
21日終値 前営業日終値
株 FT100 5576.19(‐26.35) 5602.54
クセトラDAX 6275.98(‐18.60) 6294.58
金 現物午後値決め 1275.00 1279.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 98.995 (+0.010) 0.299(0.337)
独連邦債2年物 0.803(0.814)
独連邦債10年物(12月限) 129.69 (+0.30) 2.460(2.474)
独連邦債30年物 3.049(3.088)
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<為替> ユーロが対ドルで上昇。ユーロ圏周辺国の国債入札で堅調な需要がみられた
ことがユーロを支援している。
また、この日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和措置実施の是非をめぐり
討議されるとの見方がドルを圧迫している。
<株式> ロンドン株式市場は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を
控えて投資家の警戒感が強まるなか、銀行・鉱山株に売りが出た。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時5635.72の日中高値をつけたものの、
その後値を消した。出来高は夏の休暇シーズンを含む90日平均の7割と、商いは薄かっ
た。
前日堅調だった銀行株<.FTNMX8350>がさえない。ロイヤル・バンク・オブ・スコットラ
ンド
1.3%下落した。
前日に買われていた鉱山株<.FTNMX1770>も、非鉄金属価格の下落を背景に軟調となった。
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
欧州株式市場は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を取引終了後に控
えて慎重姿勢が広がった。ただ、米住宅着工件数が強い数字だったことを受けて建設株が
上昇し、下値を支えた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.91ポイント(0.45%)安
の1082.47。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は8.12ポイント(0.29%)安の
2794.55。200日移動平均の2778.20ポイントは依然上回っている。
ハイテク株が相場を圧迫。ノキア
帯電話)の主力機種「N8」の発売を再延期すると発表した。
8月の米住宅着工・許可統計は、着工件数が4カ月ぶり高水準となり、許可件数もアナ
リスト予想を上回る増加となった。
建設・建設資材株<.SXOP>が1.1%上昇した。アイルランドのCRH
%高。英ウルズリー
この日行われたアイルランド、スペイン、ギリシャの国債入札に底堅い需要がみられた
ことも支援材料となった。
米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで、ポートフォリオを縮小しない方針をあらた
めて示す一方、新たな金融緩和措置は打ち出さないとみられている。
銀行株は一時上昇したものの下げに転じた。ナティクシス
ゴールドマン・サックスが、銀行規制変更の影響を受けやすいことを理由に投資判断を
「セル」に引き下げた。
<ユーロ圏債券> 高利回り国債の大半が独連邦債の動きを上回った。この日行われた
アイルランド国債入札では底堅い需要がみられ、これをきっかけに周辺国債への圧力が和
らぎ、リスクプレミアムは低下した。
独連邦債は入札を受け一時的に下落したが、その後値を戻した。市場の関心が米連邦公
開市場委員会(FOMC)結果へと向かうなか、量的緩和をめぐる思惑で米国債が値上が
りする動きにつられる格好となった。
10年物のアイルランド国債と独連邦債の利回り格差は405ベーシスポイント(bp)
に縮小。20日にはユーロ導入以降で最高となる425bpをつけていた。
独連邦債先物12月限
独連邦債10年物
[東京 22日 ロイター]