1340GMT 11日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
12日終値 前営業日終値
株 FT100 5661.59(‐10.81) 5672.40
クセトラDAX 6304.57(‐4.94) 6309.51
金 現物午後値決め 1348.50 1351.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 98.945 (+0.005) 0.504(0.521)
独連邦債2年物 0.812(0.798)
独連邦債10年物(12月限) 131.49 (‐0.14) 2.292(2.272)
独連邦債30年物 2.915(2.911)
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<為替> ドルが対ユーロで若干上昇している。 この日は午後に米連邦公開市場委員
会(FOMC)議事録の発表を控えており、連邦準 備理事会(FRB)が景気てこ入れ
のために追加的な資産買い入れ策の導入に踏み切るか どうかが注目されるなか、ドルに
対するショートカバーが入っている。
一方、米国債利回りの低下を受け、ドルは対円で若干下落。ドル/円は0.3%安の
8 1.86円と、11日につけた15年ぶりの安値となる81.37円に近い水準で取
引さ れている。
<株式> ロンドン株式市場は小反落して終了。リスク選好度の低下に伴いディフェン
シブ銘柄に買いが入ったものの、商品関連株が売られた。
金属価格の下落に伴い鉱山関連株が売られ、エクストラータ
石油関連株も下落。BP
で引けた。
一方、銀行株は買われ、スタンダード・チャータード(スタンチャート)
2.1%高で終了。HSBC
(RBS)
ディフェンシブ銘柄では、アストラゼネカ
欧州株式市場は反落。米連邦準備理事会(FRB)による追加措置の方向性を探ろうと、
この日引け後に発表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が注目されている。
そうしたなか、原油・金属価格の下落を受け、商品株が売られた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.07ポイント(0.29%)安
の1071.26。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は13.97ポイント(0.50%)安
の2775.75。
今週の石油輸出国機構(OPEC)総会での目標生産量据え置きを示唆する、ヌアイミ・
サウジアラビア石油相の発言を受けて原油価格が下落し、エネルギー株を圧迫。
BGグループ
安。
ドルが値を戻すなか金属相場が下落し、鉱山株も売られた。アントファガスタ
BHPビリトン
2.6%安。
ただ、自動車株が買われたことで、相場は下げ渋った。
STOXX欧州600自動車・部品株<.SXAP>は1.9%上昇した。
9月の中国乗用車販売台数が前年比19.3%増となり、前月から伸びが加速したこと
を好感した。
ルノー
ダイムラー
<ユーロ圏債券> 米連邦準備理事会(FRB)がいつ、どの程度の規模の追加緩和策
を発表するかが注視されるなか、独連邦債利回りが低下した。
米FRBが追加的な量的緩和策の導入に踏み切るタイミングに関して何らかの手がかり
が得られる可能性があることから、この日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)
議事録に市場の注目が集まっている。
ノムラの金利ストラテジスト、ショーン・マロニー氏は「市場に出ている観測は、FR
Bは追加的な量的緩和策を導入するとのもので、これが債券市場を支えている」と述べた。
独連邦債先物
132.01で清算した。
独連邦債2年物利回り
0.772%。同10年物
周辺国国債では、ギリシャ国債が独連邦債をアウトパフォームした。ギリシャ政府がこ
の日に実施した6カ月物短期証券(Tビル)の入札では応札利回りが前回入札から低下。
これを受け10年物ギリシャ国債
った。10年物ギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は694bpとなり、6月22日以
来の水準に縮小した。
一方、ポルトガル国債は独連邦債をアンダーパフォーム。15日に予定される議会での
予算案採決を前に懸念が広がった。10年物ポルトガル国債
11bp上昇し6.323%となった。
[東京 13日 ロイター]