[23日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)のトレード期限(米国東部時間8月2日、午後6時)が近づく中、エンゼルスは投打の二刀流で活躍する大谷翔平投手(28)をトレードする考えはないようだと、MLB公式ウェブサイトが23日に報じた。
同サイトのジョン・モロシ記者は23日、「複数球団がエンゼルスに対して大谷獲得への関心を示しているが、エンゼルスにはトレード期限までに大谷を放出する考えはない」とツイートした。
大谷は22日の時点で19本塁打をマークし、投手としても9勝5敗、防御率2.80の成績。22日のブレーブス戦で敗戦投手となるまでは先発した6試合連続でチームを勝利に導くなど、2季連続リーグMVP選出に値するようなシーズンを送っている。
一方でエンゼルスは不振が続いており、8シーズン連続でプレーオフ進出を逃しかねない状況となっている。大谷は2023年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となることから、エンゼルスは今こそ大谷をトレードすべきとの意見が同ウェブサイトでも報じられていた。