[26日 ロイター] - 女子テニスのエマ・ラドゥカヌ(19、英国)が、母国で開催される四大大会のウィンブルドン選手権に向けて「特別な感じがする」と意気込みを語った。
ラドゥカヌは昨年の全米オープンでセンセーショナルな活躍を見せて優勝し、一躍有名になる前、世界338位だった当時に主催者推薦で昨年にウィンブルドンデビューを飾った。4回戦まで勝ち進む快進撃を見せたが、最終的に呼吸困難によりリタイアを余儀なくされる苦い経験も味わった。
現在世界ランキング11位のラドゥカヌは「センターコートに立つことはずっと私の夢。常に願ってきたことだし、そのためにテニスを始めた。今年は会場を歩いていて、特別な感じがする。人々の後押しを感じる。大会で働いている人からも『君ならできる』と応援されている」と前向きな気持ちをのぞかせた。
ラドゥカヌは1回戦でアリソン・バンアイトバンク(ベルギー)とセンターコートで対戦する。