[カイロ 7日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所が再開してから一夜明けた7日、ガザからの退避者が増加し、エジプト治安筋によると、少なくとも500人が検問所を通過した。ほとんどが外国人や二重国籍者とその家族という。
ラファに向かっていた救急車がイスラエルによる攻撃を受けたため、4─5日に検問所経由の退避が中断していた。
エジプト治安筋によると、同国はガザ向け援助・燃料の拡大、救急車の安全確保を引き続き求めている。
ヨルダン外務省によると、ガザで身動きが取れなくなったヨルダン人569人のうち、262人が7日に退避した。
カナダは自国民、永住権保有者ら59人が退避したと発表した。
医療関係者によると、治療を必要とする19人のガザ住民も検問所通過が認められた。
ガザ当局によると、7日に国民の退避が許可された国にはルーマニア、ドイツ、モルドバ、ウクライナ、フィリピン、フランスが含まれる。