[オタワ 21日 ロイター] - カナダのトルドー首相は、ガザ攻撃によりイスラエルの長期的な国家の安全にリスクが生じていることを友好国は懸念していると述べた。
21日に放送された公共放送でのインタビューで首相は、イスラエルの強固な友人は「イスラエルが短期的に行っている行動が実は、同国の長期的な安全や将来的の支持をリスクにさらすことになっているのではないかと懸念を強めている」と述べた。
トルドー氏は、10月7日のハマスによる攻撃後、一貫してイスラエルには自衛権があると発言していたが、イスラエルによるガザ攻撃で民間人の死者が増加する中、徐々に厳しい姿勢を示すようになっている。「イスラエルには自衛の権利と責任がある。だが、それは民間人への影響に注意する形で行わなければならない」とし、イスラエルを支持する国々からの懸念に呼応した。