40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米国株式市場=ほぼ横ばい、インフレ・労働市場統計受け

発行済 2024-01-12 06:46
更新済 2024-01-12 07:00
© Reuters. The Wall Street entrance to the New York Stock Exchange (NYSE) is seen in New York City, U.S., November 15, 2022. REUTERS/Brendan McDermid

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。インフレ統計が市場予想を上回ったほか、労働市場のデータも底堅さを示し、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げに対する期待が後退した一方、米国債利回り低下が下支え要因となった。

株価は上昇して取引を開始し、S&P総合500種は2022年1月に付けた終値での最高値を一時上回る場面もあったが、その後下げに転じた。

米労働省が発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びが前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。また、週間の新規失業保険申請件数は予想に反して減少した。

クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、この日発表の米CPIで示されたようにインフレ率がFRBの2%目標に戻る道のりは険しいため、FRBが3月に政策金利を引き下げるのは時期尚早な可能性が高いと述べた。

リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、インフレを巡る状況の改善は「モノ」に過度に集中しているとの認識を示し、物価上昇ペースが2%で安定すると確信できるのをなお待っていると述べた。

マイクロソフトは時価総額で一時アップルを抜き、約2年ぶりに首位を奪還した。マイクロソフトは0.49%高、アップルは0.32%安で取引を終えた。

S&P500の主要11セクターは大半が下落し、プラス圏で引けたのはエネルギーと情報技術 のみだった。

暗号資産(仮想通貨)関連銘柄は序盤の高値から下げに転じ、大幅安で終了。コインベースが6.7%下げたほか、ビットファームズは13.33%安、ライオット・プラットフォームズは15.82%安となった。米証券取引委員会(SEC)は10日、ビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)を初めて承認した。

シティグループは1.77%安。12日に発表する23年第4・四半期決算について、特別費用と引当金として計38億ドル前後を計上すると明らかにした。

JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)も12日の決算発表を控えて下落した。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.3対1の比率で上回った。ナスダックでも1.8対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は114億1000万株。直近20営業日の平均は122億7000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 37711.02 +15.29 +0.04 37747.14 37801.90 37424.28

前営業日終値 37695.73

ナスダック総合 14970.19 +0.54 0.00 15020.95 15063.61 14800.38

前営業日終値 14969.65

S&P総合500種 4780.24 -3.21 -0.07 4792.13 4798.50 4739.58

前営業日終値 4783.45

ダウ輸送株20種 15534.90 -67.97 -0.44

ダウ公共株15種 879.70 -19.69 -2.19

フィラデルフィア半導体 4067.90 +19.05 +0.47

VIX指数 12.44 -0.25 -1.97

S&P一般消費財 1404.75 -0.41 -0.03

S&P素材 525.68 -1.70 -0.32

S&P工業 949.83 -1.91 -0.20

S&P主要消費財 768.72 -0.15 -0.02

S&P金融 626.52 -2.59 -0.41

S&P不動産 246.44 -2.38 -0.96

S&Pエネルギー 623.93 +1.00 +0.16

S&Pヘルスケア 1642.58 -1.86 -0.11

S&P通信サービス 249.96 -0.64 -0.26

S&P情報技術 3406.05 +14.88 +0.44

S&P公益事業 319.82 -7.68 -2.34

NYSE出来高 9.59億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 35260 + 10 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 35205 - 45 大阪比

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます