[ロンドン 25日 ロイター] - 自動車レースF1は25日、順位によるポイント獲得対象を拡大する新システムについて、導入の可否決定を7月まで先送りにした。
新システムは、現在のF1では10位までとなっているポイント付与を12位までとするもの。この背景には上位5チームと下位5チームの差が大きいことがあり、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は先週、「現時点でのF1には2つのグループがあるように感じる」と話していた。
F1委員会らと新システムについて協議した国際自動車連盟(FIA)は「提案された変更についてはさらなる分析が必要で、7月のF1委員会に提議することで合意した」との声明を出した。