世界最大規模の仮想通貨取引所ビットフィネックスは5日、プラットフォームへのサイバー攻撃により、一時取引を停止した。 DDoS、分散型サービス拒否［妨害・不能］攻撃distributed denial-of-serviceにより、複数のサーバーが被害にあったという。
ビットフィネックスはウェブ上で、明らかにした。
その後、米国東部時間午前11時前後に取引が再開。
ビットフィネックスは、「状況を綿密に監視している」と言及した。
ビットフィネックスの広報担当者は、影響を受けたのがトレーディングのオペレーションのみで、ファンドや口座残高への影響はないとCNBCに語った。
ビットフィネックスは2016年8月にも攻撃によりおおおよそ12万ビットコインを消失、取引を停止している。
仮想通貨取引所にとり、セキュリティが依然大きな課題となっている。
米国東部時間朝方はビットフィネックスの取引一時停止の報道を警戒し、ビットコイン価格は一時前日比2％下落、7373.47ドル（コインデスク）まで下げた。
その後、システムの回復を受け、取引再開で、価格は反発。
前日比プラスに転じた。