[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツのワクチン諮問機関である予防接種常設委員会(STIKO)は、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を提言する準備を進めている。トーマス・メルテンス委員長が3日、メディアグループ「フンケ」に明らかにした。
「4回目接種で重症化の予防効果が大きく改善することがイスラエルからのデータで示されている」とし、「近く提言する」と語った。
すでに利用可能なワクチンのみが提言の対象になるという。
オミクロン変異株に対応したワクチンについては、モデルナとファイザー/ビオンテックの臨床データを待つ必要があるとの認識を示した。
一部の国ではすでに追加接種が開始されているが、イスラエルの最近の研究によると、4回目接種により抗体量は増加するものの、オミクロン株を防ぐには不十分な可能性がある。