中国政府の支援を得て天津市で監視カメラメーカーの天地偉業技術を築き上げた戴林氏はビリオネアになった。戴氏が同社を創業した1994年当時、中国では屋外カメラは珍しかった。しかし、今は監視カメラだらけだ。人口世界一の中国がプライバシーや人権をめぐる懸念を招くほどのハイテク監視国家になったことで戴氏のような起業家が大富豪入りしたわけだが、関連企業に資金を投じる世界中の投資家には難問を突き付けている。
中国政府の支援を得て天津市で監視カメラメーカーの天地偉業技術を築き上げた戴林氏はビリオネアになった。戴氏が同社を創業した1994年当時、中国では屋外カメラは珍しかった。しかし、今は監視カメラだらけだ。人口世界一の中国がプライバシーや人権をめぐる懸念を招くほどのハイテク監視国家になったことで戴氏のような起業家が大富豪入りしたわけだが、関連企業に資金を投じる世界中の投資家には難問を突き付けている。