【ブラジル】ボベスパ指数 95734.82 -1.60%23日のブラジル株式市場は反落。
主要指標のボベスパ指数は前日比1558.72ポイント安(-1.60%)の95734.82で取引を終了した。
97388.9から95728.1まで下落した。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅を再び拡大させた。
米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。
また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。
ほかに、米中対立への懸念が強まっていることが引き続き嫌気された。
【ロシア】MICEX指数 2916.39 +1.10%23日のロシア株式市場は続伸。
主要指標のMOEX指数は前日比31.73ポイント高(+1.10%)の2916.39で取引を終了した。
2916.27から2968.55まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。
欧州市場の上昇など外部環境の改善が支援材料。
また、通貨ルーブル安の進行も輸出銘柄の物色手掛かりとなった。
一方、米中対立の激化懸念などが引き続き足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 37668.42 -0.17%23日のインドSENSEX指数は5日続落。
前日比65.66ポイント安(-0.17%)の37668.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同21.80ポイント安(-0.20%)の11131.85で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、終盤は前日の終値近辺まで回復した。
米中対立の激化懸念など不透明な海外環境が引き続き圧迫材料。
国内では、新型コロナウイルス感染の急増や景気回復の遅れが引き続き警戒された。
また、インフレ率の高止まりも追加の利下げ期待をやや後退させた。
【中国本土】上海指数総合 3279.71 +0.17%23日の上海指数総合は小幅に値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比5.41ポイント高(+0.17%)の3279.71ポイントと3日ぶりに反発した。
前日までの続落を受け、買い戻しが先行する流れ。
経済活動が各地で正常化するなか、中国景気の持ち直し期待が根強い状況だ。
ただ、上値は限定的。
米中関係の悪化懸念が依然として漂っている。
指数は安く推移する場面もみられた。