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日経平均は6日続落、半導体株安や貿易摩擦受け一時300円超安

発行済 2018-09-07 16:01
更新済 2018-09-07 16:20
日経平均は6日続落、半導体株安や貿易摩擦受け一時300円超安
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日経平均は6日続落。
6日の米国株式市場は高安まちまちだったが、市況悪化への警戒感から半導体関連株が大きく売られ、主力ハイテク株も軟調な展開となった。
また、日米貿易摩擦への警戒感などから円相場が1ドル=110円台半ばまで上昇し、本日の日経平均はこうした流れを嫌気して136円安からスタートした。
相次ぐ災害の企業活動への影響も引き続き懸念され、日経平均は後場に入ると一時22172.90円(前日比315.04円安)まで下落したが、その後は日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測を支えに下げ渋った。


大引けの日経平均は前日比180.88円安の22307.06円となった。
東証1部の売買高は13億0961万株、売買代金は2兆2622億円だった。
業種別では、石油・石炭製品、電気機器、金属製品が下落率上位だった。
一方、電気・ガス業、陸運業、パルプ・紙が上昇率上位だった。


個別では、米国市場の流れを引き継いで東エレク (T:8035)、SUMCO (T:3436)といった半導体関連株が軒並み大きく下落。
東エレクは6%近く下げ、日経平均を約40円押し下げた。
その他売買代金上位もソフトバンクG (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、ファーストリテ (T:9983)、ファナック (T:6954)など全般さえない。
融資書類改ざん問題に揺れるTATERU (T:1435)は大幅続落。
また、半導体関連のSCREEN (T:7735)やアドバンテス (T:6857)、株式の公募・売出し実施を発表したアウトソシング (T:2427)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、任天堂 (T:7974)や三菱商事 (T:8058)は逆行高。

東京海上 (T:8766)、スルガ銀 (T:8358)も小幅ながらプラスを確保した。

WOWOW (T:4839)はテニス・大坂なおみ選手の活躍を受けて上げが目立つ。
また、ヴィンクス (T:3784)やネオジャパン (T:3921)が東証1部上昇率上位に顔を出した。

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