[アルバカーキ(米ニューメキシコ州) 3日 ロイター] - バイデン米大統領は3日、来週8日の中間選挙に向けた最後の遊説先の一つとして西部ニューメキシコ州で演説し、若者に支持を訴えた。
同州最大都市アルバカーキのコミュニティーカレッジ(公立2年制大学)を訪れ、自身の政権が打ち出した学生ローン返済免除について演説した。
殺傷能力の高い銃の規制に再び取り組むことなども表明し、「あなた方の世代が無視されることはなく、疎外されることも、沈黙させられることもない」と強調した。
バイデン氏は3日夜にカリフォルニア州、4日にイリノイ州へ向かい、5日にはペンシルベニア州でオバマ元大統領と集会に参加する。また、7日にはメリーランド州の集会に参加する。
バイデン氏の支持率は40%台前半で、民主党候補の足かせとなっており、世論調査では共和党が優勢。多くの有権者が米経済やインフレを懸念しており、下院だけでなく上院も共和党が過半数を獲得すると広くみられている。