🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

英中銀、初の金融システム健全性審査を開始

発行済 2023-06-19 19:26
更新済 2023-06-19 19:27
© Reuters.  イングランド銀行(英中央銀行)は19日、金融システム全体を対象とする初のストレステスト(健全性審査)を開始したことを明らかにした。2022年11月撮影(2023年 ロイ

[ロンドン 19日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は19日、金融システム全体を対象とする初のストレステスト(健全性審査)を開始したことを明らかにした。

市場が極度のストレスに見舞われた場合、大手銀行、保険会社、決済機関、投資ファンドが全体としてどのように行動するかを検証する。

中銀は昨年12月、投資ファンドなどノンバンク金融機関に対し、初の健全性審査を実施する方針を表明。同国では昨年9月、トラス前政権の減税計画をきっかけとした国債暴落で年金基金の利用するライアビリティー・ドリブン・インベストメント(LDI、債務主導投資)ファンドの追加担保差し入れが困難になった。

新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)後の市場のストレス時にはマネーマーケットファンド(MMF)が「現金への殺到」で圧力に見舞われている。

中銀はこれまで銀行と保険会社の健全性審査を別個に行ってきたが、今回は初めて金融システム全体を対象とする健全性審査を行う。結果は来年明らかになる見通し。

© Reuters.  イングランド銀行(英中央銀行)は19日、金融システム全体を対象とする初のストレステスト(健全性審査)を開始したことを明らかにした。2022年11月撮影(2023年 ロイター/Toby Melville)

参加機関は健全性審査の設計と実行に積極的に関与する。審査では英国債・レポ市場、ポンド建て社債市場、関連デリバティブ市場を重視する。

中銀によると、個別金融機関の強靭性を審査するものではなく、個々の金融機関に関する詳細は公表しない。

これまでノンバンク金融機関は証券規制当局が監督してきたが、各国中銀は巨大なノンバンク部門の実態把握を目指している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます