*09:56JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 115488.16 +0.77%
7日のブラジル株式市場は5日続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比878.06ポイント高(+0.77%)の115488.16で引けた。
日中の取引レンジは114610.22 - 115978.12となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。
予想以上のインフレ鈍化を受け、利下げ期待が高まっている。
5月の拡大消費者物価指数(IPCA)は3.94%となり、前月の4.18%と予想4.04%を下回った。
また、原油など資源銘柄の上昇も資源セクターの物色手掛かり。
一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MOEX指数 2694.69 +0.50%
7日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.44ポイント高(+0.50%)の2694.69ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2,674.11 - 2,711.72となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。
財政支出の拡大期待が高まっていることが支援材料。
また、原油価格の上昇なども好感された。
一方、欧米が対ロ制裁を追加するとの観測などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 63142.96 +0.56%
7日のインドSENSEX指数は4日続伸。
前日比350.08ポイント高(+0.56%)の63142.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.40ポイント高(+0.68%)の18726.40で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
インド準備銀行(中央銀行)が流動性を供給するとの観測が好感された。
また、インフレ率の低下観測も追加の金融緩和期待を高めよう。
バークレイズ証券は最新リポートで、5月のインドのインフレ率について、4.3%低下するとの見方を示した。
【中国本土】上海総合指数 3197.76 +0.08%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント高(+0.08%)の3197.76ポイントと反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
外電が6日午後報じたところによれば、中国当局は大手商業銀行に対し、預金金利の一段の引き下げを促したもようだ。
少なくとも今年に入り2回目の要請となる。
今週に入り、複数の大手銀が米ドル建て預金金利を引き下げた――などとも伝わった。
そのほか、国務院研究発展センター傘下のメディア「中国経済時報」は6日、中央・地方政府による不動産支援の動きが6月から加速する見通しと報道している。
ただ、上値は重い。
中国国内では今週から来週にかけ、5月の重要経済指標が相次ぎ発表される。
9日は物価統計、15日は鉱工業生産や小売売上高など。
ほか、15日までに金融統計も予定されている。
取引時間中に公表された中国貿易統計がまちまちの内容だったこともあり、内容を見極めたいとするスタンスが強まった。
貿易統計では、人民元建て輸入が前月の0.8%減から2.3%増に改善。
一方、輸出は前月の16.8%増から一転して0.8%減少した。
7日のブラジル株式市場は5日続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比878.06ポイント高(+0.77%)の115488.16で引けた。
日中の取引レンジは114610.22 - 115978.12となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。
予想以上のインフレ鈍化を受け、利下げ期待が高まっている。
5月の拡大消費者物価指数(IPCA)は3.94%となり、前月の4.18%と予想4.04%を下回った。
また、原油など資源銘柄の上昇も資源セクターの物色手掛かり。
一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MOEX指数 2694.69 +0.50%
7日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.44ポイント高(+0.50%)の2694.69ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2,674.11 - 2,711.72となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。
財政支出の拡大期待が高まっていることが支援材料。
また、原油価格の上昇なども好感された。
一方、欧米が対ロ制裁を追加するとの観測などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 63142.96 +0.56%
7日のインドSENSEX指数は4日続伸。
前日比350.08ポイント高(+0.56%)の63142.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.40ポイント高(+0.68%)の18726.40で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
インド準備銀行(中央銀行)が流動性を供給するとの観測が好感された。
また、インフレ率の低下観測も追加の金融緩和期待を高めよう。
バークレイズ証券は最新リポートで、5月のインドのインフレ率について、4.3%低下するとの見方を示した。
【中国本土】上海総合指数 3197.76 +0.08%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント高(+0.08%)の3197.76ポイントと反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
外電が6日午後報じたところによれば、中国当局は大手商業銀行に対し、預金金利の一段の引き下げを促したもようだ。
少なくとも今年に入り2回目の要請となる。
今週に入り、複数の大手銀が米ドル建て預金金利を引き下げた――などとも伝わった。
そのほか、国務院研究発展センター傘下のメディア「中国経済時報」は6日、中央・地方政府による不動産支援の動きが6月から加速する見通しと報道している。
ただ、上値は重い。
中国国内では今週から来週にかけ、5月の重要経済指標が相次ぎ発表される。
9日は物価統計、15日は鉱工業生産や小売売上高など。
ほか、15日までに金融統計も予定されている。
取引時間中に公表された中国貿易統計がまちまちの内容だったこともあり、内容を見極めたいとするスタンスが強まった。
貿易統計では、人民元建て輸入が前月の0.8%減から2.3%増に改善。
一方、輸出は前月の16.8%増から一転して0.8%減少した。