2日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり119銘柄、値下がり100銘柄、変わらず6銘柄となった。 日経平均は小反落。
円相場は一時104円台を付け、先物ナイトセッションでは17000円に乗せる場面もあったが、米国8月ISM製造業景況指数が節目となる50を下回ったことが嫌気され、利食い先行で始まった。
その後は米雇用統計の結果を見極めたいとする流れではあったが、底堅さが意識されるなかで上昇に転じている。
午後は持ち高調整の売りから日中安値を更新する局面もみられたが、大引けにかけては下げ幅を縮めている。
大引けの日経平均は前日比1.16円安の16925.68円となった。
東証1部の売買高は16億4463万株、売買代金は1兆6446億円だった。
業種別では、保険、電気・ガス、証券が上昇率上位だった。
一方、精密機器、ガラス・土石、パルプ・紙が下落率上位だった。
値下がり寄与トップはファーストリテイ (T:9983)だった。
8月の既存店売上高の発表を引け後に控えるなか、様子見ムードが強まった。
同2位はユニー・F (T:8028)、同3位はTDK (T:6762)だった。
米アップルがサプライヤーに対し値下げ要請と報じられるなか、ハイテクセクターの一角には利益確定の流れが強まった。
値上がり寄与トップはKDDI (T:9433)だった。
続伸で一目均衡表の雲上限を捉える場面をみせていた。
同2位はアステラス薬 (T:4503)、同3位に中外薬 (T:4519)、同4位にエーザイ (T:4523)と、医薬品株が上位に並んだ。
*15:00現在
日経平均株価 16925.68(-1.16)
値上がり銘柄数 119(寄与度+75.80)
値下がり銘柄数 100(寄与度-76.96)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9433) KDDI 3118 44 +10.15
(T:4503) アステラス薬 1629 27 +5.19
(T:4519) 中外薬 3395 120 +4.61
(T:4523) エーザイ 6320 94 +3.61
(T:4452) 花王 5517 89 +3.42
(T:2914) JT 4106 73 +2.81
(T:8766) 東京海上 4138 121 +2.33
(T:6758) ソニー 3350 50 +1.92
(T:9613) NTTデータ 5400 50 +1.92
(T:2502) アサヒ 3500 46 +1.77
(T:4502) 武田 4710 46 +1.77
(T:8252) 丸井G 1356 41 +1.58
(T:3099) ミツコシイセタン 1000 37 +1.42
(T:9766) コナミHD 3715 35 +1.35
(T:1925) 大和ハウス 2743.5 32 +1.23
(T:3086) Jフロント 1254 62 +1.19
(T:4151) 協和キリン 1520 30 +1.15
(T:4324) 電通 5660 30 +1.15
(T:2503) キリンHD 1736 26 +1.00
(T:8233) 高島屋 795 26 +1.00
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテイ 35700 -240 -9.23
(T:8028) ユニー・F 7220 -190 -7.31
(T:6762) TDK 7130 -140 -5.38
(T:6770) アルプス 2287 -114 -4.38
(T:6954) ファナック 17325 -90 -3.46
(T:4543) テルモ 3940 -40 -3.08
(T:6971) 京セラ 4853 -34 -2.61
(T:7951) ヤマハ 3345 -60 -2.31
(T:1721) コムシスHD 1925 -53 -2.04
(T:6988) 日東電 6968 -50 -1.92
(T:4063) 信越化 7405 -49 -1.88
(T:6367) ダイキン 9597 -48 -1.85
(T:7267) ホンダ 3185 -19 -1.46
(T:3382) 7&I-HD 4454 -36 -1.38
(T:7272) ヤマハ発 2082 -34 -1.31
(T:6301) コマツ 2214.5 -34 -1.31
(T:6506) 安川電 1502 -32 -1.23
(T:6841) 横河電 1271 -32 -1.23
(T:6857) アドバンテ 1494 -16 -1.23
(T:6473) ジェイテクト 1550 -31 -1.19