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トヨタ、協和キリン、日本水産など

発行済 2016-09-06 16:15
更新済 2016-09-06 16:33
トヨタ、協和キリン、日本水産など
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(T:8028) ユニー・ファミマHD 7090 -90続落。
統合新会社発足後は、インデックスイベント期待の反動で調整が続いている。
本日はメリルリンチ日本証券が、目標株価4000円で投資判断「アンダーパフォーム」を継続している。
新会社は厳しい経営環境にあるGMSを新たに抱え込むこともあり、事業構造の変革を伴う競争力確保への道筋が見えない限り、大きな下落リスクがあると判断しているようだ。


(T:6113) アマダHD 1037 -56大幅反落。
総還元性向100%の目標を撤回と報じられている。
17.3期からは「50%以上」に引き下げ、成長が見込める板金機械の生産強化に利益の一部を充てるもよう。
積極投資と株主還元の両輪で長期的な成長を目指すとしているが、現在の株価は「100%還元」発表前余地も4割程度高い水準にあるなど、株主還元策に対する評価が高かっただけに、姿勢の変化をネガティブに捉える動きが先行。


(T:7956) ピジョン 2911 +199大幅反発。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は77.8億円で前年同期比0.6%増益、2-4月期の同4%増益に対して、5-7月期は同2%減益に転じたが、国内や中国の減速が予想されていたことで、5-7月期は一段の落ち込みが懸念されていた。
インバウンド需要などが想定以上に底堅く推移で、市場予想は10億円程度上振れる着地になっており、過度な警戒感が後退する方向に。


(T:7203) トヨタ 6235 -29売り先行。
為替相場の円安一服に加えて、自社株買いの取得状況を発表しているが、取得価額が上限に接近していることで、今後の自社株買い余地が限定的になってきたとの見方が優勢に。
また、ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、18.3期にかけての増益モメンタムは大手3社で相対的に低く、上値余地はセクター平均並みにとどまるとみているようだ。


(T:8316) 三井住友FG 3716 +47反発。
前日に伸び悩んだ銀行株であるが、本日は朝方から強い動きが目立った。
前日の日銀総裁講演では、マイナス金利政策の副作用についても触れており、当面はマイナス金利の大幅な深堀りは考えにくいとの見方が優勢になっているようだ。
また、みずほ証券では、銀行株に対しては持たざるリスクが台頭としてセクター判断を格上げ、同社は「買い」に格上げしている。


(T:4151) 協和キリン 1590 +79大幅反発。
ぜんそく治療薬として開発中のベンラリズマブの共同開発先アストラゼネカでは、同剤のフェーズ3試験結果を明らかにしており、良好な結果としてポジティブ視されているようだ。
5月に試験が成功したことは既に発表済みではあるが、あらためて期待感が優勢になっているもよう。
また、明日にはアストラゼネカ主催のコンファレンスコールなどが開催される予定のようだ。


(T:2327) 新日鐵住金ソリュ 1833 +72大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券(GS)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価は2200円を継続としている。
株価は15 年の高値から40%調整した水準にあり、割安感も強いと指摘。
大手顧客のIT投資への懸念は行き過ぎた感があるともしている。
今後、新日鐵住金による日新製鋼のTOBが実施されると、システム統合の動きも想定されることで恩恵を享受の公算とも。


(T:1332) 日本水産 449 +12出来高伴い続伸。
本日、公募売出株の受渡期日を迎えている。
8月19日のファイナンス発表を受けて株価は下落、前日終値は公募発表前と比較して、17%下落した水準にあった。
株式価値は希薄化するものの、公募株還流に伴う需給の最悪期は通過することで、今後の需給改善期待などは高まる状況になってきているようだ。
なお、本日売出株が還流している小野薬品も買い先行の展開に。

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