20日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり148銘柄、値下がり68銘柄、変わらず9銘柄となった。 日経平均は3日続伸。
19日の米国市場は、トランプ次期大統領の就任式を控え、様子見ムードの強い展開となった。
シカゴ日経225先物は大阪比55円安だったこともあり、これにサヤ寄せする格好から利益確定の流れが先行した。
ただし、売り一巡後はプラス圏を回復するなど、押し目買い意欲は強い。
また、中国GDPは16年の伸び率が6年連続で減速していることが嫌気される場面もみられたが、前引けにかけて再び上昇に転じている。
こう着感が強いものの、午後に入ると指数寄与度の大きいソフトバンクG (T:9984)が一段高となり、日経平均を下支えしている。
大引けの日経平均は前日比65.66円高の19137.91円となった。
東証1部の売買高は17億9140万株、売買代金は2兆0649億円だった。
業種別では、保険、石油石炭、機械、鉱業、金属製品、非鉄金属、海運、倉庫運輸がしっかり。
一方で、水産農林、その他製品、陸運、医薬品が冴えなかった。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)、同2位はダイキン (T:6367)となり、2銘柄で日経平均を約19円押し上げた。
トランプ物色を意識させるセクターの上昇が後場半ばあたりから目立っており、下値の堅さが意識されるなかで、買い戻しの流れに向かったように映る。
一方、値下がり寄与トップは塩野義 (T:4507)、同2位はトヨタ (T:7203)となった。
*15:00現在
日経平均株価 19137.91(+65.66)
値上がり銘柄数 148(寄与度+87.46)
値下がり銘柄数 68(寄与度-21.80)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9984) ソフトバンクG 8450 121 +13.93
(T:6367) ダイキン 11340 145 +5.56
(T:9983) ファーストリテイ 37240 80 +3.07
(T:9433) KDDI 3079 13 +2.99
(T:6326) クボタ 1805 67.5 +2.59
(T:8766) 東京海上 4812 115 +2.21
(T:6301) コマツ 2755.5 54 +2.07
(T:8028) ユニー・F 7280 50 +1.92
(T:7733) オリンパス 4060 50 +1.92
(T:4324) 電通 5400 50 +1.92
(T:6503) 三菱電 1692 43.5 +1.67
(T:6103) オークマ 1181 38 +1.46
(T:4063) 信越化 9655 37 +1.42
(T:6305) 日立建 2650 36 +1.38
(T:4568) 第一三共 2498 33 +1.27
(T:4523) エーザイ 6476 31 +1.19
(T:8630) SOMPO HD 4144 123 +1.18
(T:2801) キッコーマン 3585 30 +1.15
(T:3382) 7&I-HD 4647 29 +1.11
(T:6504) 富士電機 659 28 +1.07
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:4507) 塩野義 5471 -56 -2.15
(T:7203) トヨタ 6801 -54 -2.07
(T:4452) 花王 5393 -48 -1.84
(T:4543) テルモ 4260 -15 -1.15
(T:6758) ソニー 3472 -26 -1.00
(T:4704) トレンド 4215 -25 -0.96
(T:9022) JR東海 19240 -230 -0.88
(T:1925) 大和ハウス 3134 -22 -0.84
(T:4506) 大日住薬 2024 -17 -0.65
(T:2502) アサヒ 3715 -15 -0.58
(T:2282) 日本ハム 3105 -15 -0.58
(T:4503) アステラス薬 1544 -2 -0.38
(T:7951) ヤマハ 3550 -10 -0.38
(T:9613) NTTデータ 5610 -10 -0.38
(T:7269) スズキ 4290 -10 -0.38
(T:4021) 日産化 3925 -10 -0.38
(T:6762) TDK 7830 -10 -0.38
(T:8035) 東エレク 11200 -10 -0.38
(T:1332) 日水 545 -9 -0.35
(T:6988) 日東電 8784 -9 -0.35