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日経平均は4日続落、米株安と円強含みが重し

発行済 2017-03-08 15:54
更新済 2017-03-08 16:00
© Reuters.
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日経平均は4日続落。
7日の米国市場では、トランプ大統領が薬価引き下げ等に言及したことから製薬セクターを中心に売られ、NYダウは29ドル安となった。
また、円相場は一時下落する場面があったものの、米1月貿易赤字の拡大やロス米商務長官発言を受けて再び強含み、日経平均はこうした流れを受けて35円安からスタートした。
寄り付き後は一時19198.78円(前日比145.37円安)まで下落したが、売りが一巡すると19200円台でこう着感の強い展開となった。
今来週の重要イベントを控え引き続き様子見ムードも強かった。


大引けの日経平均は前日比90.12円安の19254.03円となった。
東証1部の売買高は16億2603万株、売買代金は2兆0144億円だった。
業種別では、鉄鋼、証券、海運業が下落率上位だった。
一方、精密機器、建設業、金属製品が上昇率上位だった。


個別では、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、日産自 (T:7201)などがさえない。
三菱UFJ (T:8306)やみずほ (T:8411)も小安い。
JFE (T:5411)、日東電 (T:6988)、アルプス電 (T:6770)は2%超の下落。
一部証券会社の投資評価引き下げが観測された三越伊勢丹 (T:3099)は4%近く下げた。
また、フィードワン (T:2060)、ヤマシンフィル
(T:6240)、ニッタゼラチン (T:4977)などが東証1部下落率上位となった。
一方、任天堂
(T:7974)が4日続伸したほか、三井住友 (T:8316)、ファーストリテ (T:9983)、キヤノン
(T:7751)が小高い。
東芝 (T:6502)は中国家電大手が半導体新会社への出資に意欲と報じられ2%超上昇し、JR九州 (T:9142)も上げが目立った。
また、レック (T:7874)、JALUX (T:2729)、ネクシィーズG (T:4346)などが東証1部上昇率上位となった。

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