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注目銘柄ダイジェスト(前場):マルハニチロ、アイフル、アルテックなど

発行済 2017-04-18 11:53
更新済 2017-04-18 12:00
注目銘柄ダイジェスト(前場):マルハニチロ、アイフル、アルテックなど
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マルハニチロ (T:1333):3035円(-245円)
急落。
18年3月期の営業利益は前期推定比12%減の230億円程度になる見通しだと報じられている。
国内の冷凍食品販売や海外の加工事業などは堅調だが、昨秋からの円安進行で、海外からの魚介類輸入を主とした仕入れコストが増加し利益を押し下げるようだ。
一部季刊誌など大方は18年3月期も増益基調の継続を見込んでいたことから、今回の観測報道がネガティブサプライズとなっているようだ。



昭電工 (T:4004):1779円(+64円)
大幅反発。
子会社の昭光通商 (T:8090)の不正会計問題について、特別調査委員会から報告書を受け取ったことを発表。
5月1日に提出期限を延長していた16年12月期の有価証券報告書は、過年度分の訂正を行う場合であっても期限までに提出・開示できる見通しを示したことが買い安心感に繋がっている。



アルテック (T:9972):216円(+23円)
急騰。
一部メディアが、経済産業省と大手コンビニが共同で発表する「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」において、25年までにセブンイレブン、ファミマ、ローソンなどで取り扱う全商品にICタグを貼り付けることを明記すると報じている。
同社は、ヨーロッパ最大のICカード・タグ・ラベル製造ラインメーカである独ミュールバウア社の装置を扱っており、関連銘柄として物色が向かっているようだ。



アイフル (T:8515):323円(+15円)
大幅高。
17年3月期の営業利益は5%増の70億円前後と、ほぼ従来予想通りの着地との業績観測が材料視されている。
過去に金融支援を受けた際にローン残高が大きく減少しており、この影響で返還請求件数がほぼ想定内で収まったことが寄与したもよう。
一方、同業他社のアコム (T:8572)は前期営業益下振れと伝わっている。
返還請求が想定よりも減少しておらず、引当金を積み増すこととなったことが要因となったようだ。



DDS {{|0:}}:901円(+50円)
大幅続伸。
5月17日から19日に開催される「第8回教育ITソリューションEXPO」に出展すると発表している。
改正個人情報保護法に対応した多要素認証統合プラットフォーム「EVE MA」、二要素認証ソリューション「EVE FA」、及び単体で導入可能な指紋認証ソリューション「EVE FA Standalone Edition」を展示する。
「EVE MA」や「EVE FA」は教育機関への導入実績も豊富にあるという。



メディア {{|0:}}: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。
上限50万株(発行済株式数に対する割合4.4%)、取得価額の総額2.8億円(上限)とする自社株買いの実施が好感されている。
また、ファンタジーRPG『バハムートブレイブ』の運営をオルトプラスより譲り受け、17年5月1日より同社の100%出資子会社であるルイスファクトリーが運営を担うことを発表したことも材料視される展開になっている。



オプトエレクト (T:6664):697円(+100円)
ストップ高。
セブンイレブンやファミリーマートなど大手コンビニ5社は、セルフレジを25年までに国内全店に導入すると報じられている。
これを受けて、バーコードスキャナを手がける同社などセルフレジ関連銘柄に物色が向かう展開となっている。
同社はバーコードスキャナの心臓部『モジュールエンジン』のメーカーで、レーザモジュールの販売台数は世界2位、国内シェアは9割以上を誇る。



イントラスト (T:7191):798円(+92円)
急騰。
日本航空 (T:9201)などが出資するJALUX (T:2729)と連携し、同社が大手損害保険会社と共同開発した医療費用保証商品「虹」の導入先の開拓を行うことで合意したと発表している。
「虹」は、入院患者が入院費用を滞納した場合でも、連帯保証人(入院患者から保証料を受領)となっている同社が医療機関に立替払いする仕組みの商品。
提携により導入先が拡大するとの期待感が先行する格好となっている

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