■業績動向
1. 2017年3月期通期の業績概要
プレミアムウォーターホールディングス (T:2588)の2017年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比52.8%増の19,947百万円、営業損失で同604百万円減の569百万円、経常損失704百万円、親会社株主に帰属する当期純損失1,217百万円と大幅増収と損失となった。
増収に関しては、2016年7月の経営統合から9ヶ月分の業績が計上され、さらに統合後に保有契約件数の増加ペースが上がっていることが要因だ。
損失に関しては、プリフォーム自社生産によるPET容器完全内製化による原価低減や販売体制の集約化により一定のコスト低減効果があったが、顧客基盤の強化に向けた営業活動の拡大等により販売促進費等が大幅に増加したことが主な要因である。
統合後の営業体制が整い、新規顧客獲得に手応えを得たために、より大きな成長のための先行投資を行っていると評価したい。
なお、親会社株主に帰属する当期純損失は、黒字子会社の税負担が主な要因である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
1. 2017年3月期通期の業績概要
プレミアムウォーターホールディングス (T:2588)の2017年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比52.8%増の19,947百万円、営業損失で同604百万円減の569百万円、経常損失704百万円、親会社株主に帰属する当期純損失1,217百万円と大幅増収と損失となった。
増収に関しては、2016年7月の経営統合から9ヶ月分の業績が計上され、さらに統合後に保有契約件数の増加ペースが上がっていることが要因だ。
損失に関しては、プリフォーム自社生産によるPET容器完全内製化による原価低減や販売体制の集約化により一定のコスト低減効果があったが、顧客基盤の強化に向けた営業活動の拡大等により販売促進費等が大幅に増加したことが主な要因である。
統合後の営業体制が整い、新規顧客獲得に手応えを得たために、より大きな成長のための先行投資を行っていると評価したい。
なお、親会社株主に帰属する当期純損失は、黒字子会社の税負担が主な要因である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)