15日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり106銘柄、変わらず9銘柄となった。 日経平均は小幅反発。
前日比19.40円高の19826.84円（出来高概算7億5000万株）で前場の取引を終えた。
朝方に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けてリスク回避の売りが先行し、本日の日経平均は13円安からスタートした。
ただ、円相場はミサイル発射を受けて一時1ドル＝109円台まで上昇したものの、その後110円近辺で落ち着きを見せており、日経平均も寄り付き直後に安値を付けるとプラスへと切り返した。
一方、明日からの3連休を控え積極的に上値を追う動きも限定的だった。
値上がり寄与トップはファナック (T:6954)、同2位はダイキン (T:6367)となった。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは昭電工 (T:4004)で5.6％高、同2位はコニカミノルタ (T:4902)で3.5％高だった。
昭電工など電気自動車（EV）関連として人気となっている銘柄は前日売られたが、防衛関連銘柄の伸び悩みとともに再び買いが向かっている。
コニカミノルタは一部証券会社による投資評価引き上げが観測されている。
一方、値下がり寄与トップは資生堂 (T:4911)、同2位はユニー・F (T:8028)となった。
資生堂が4.8％安で日経平均構成銘柄の下落率トップとなり、同2位にはJフロント (T:3086)（4.1％安）、同3位にはミツコシイセタン (T:3099)（3.4％安）と百貨店株が並んだ。
これらインバウンド関連銘柄の弱さが目立つが、北朝鮮によるミサイル発射や中国における訪日団体旅行の制限などが影響したとみられる。
*11:30現在
日経平均株価 19826.84(+19.40)
値上がり銘柄数 110(寄与度+91.44)
値下がり銘柄数 106(寄与度-72.04)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:6954) ファナック 22015 340 +12.79
(T:6367) ダイキン 11050 230 +8.65
(T:8035) 東エレク 16450 230 +8.65
(T:4503) アステラス薬 1434.5 42 +7.90
(T:4507) 塩野義 5911 92 +3.46
(T:9983) ファーストリテ 32040 90 +3.39
(T:4704) トレンド 5390 70 +2.63
(T:6971) 京セラ 6863 35 +2.63
(T:7267) ホンダ 3242 26 +1.96
(T:6770) アルプス 3005 46 +1.73
(T:7731) ニコン 1858 43 +1.62
(T:2503) キリンHD 2475 42.5 +1.60
(T:3405) クラレ 2118 42 +1.58
(T:8015) 豊通商 3580 40 +1.50
(T:7203) トヨタ 6470 39 +1.47
(T:7751) キヤノン 3804 21 +1.19
(T:4902) コニカミノルタ 898 30 +1.13
(T:6857) アドバンテ 2039 15 +1.13
(T:4901) 富士フイルム 4321 29 +1.09
(T:5108) ブリヂストン 4890 28 +1.05
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:4911) 資生堂 4510 -225 -8.46
(T:8028) ユニー・F 5520 -140 -5.27
(T:4452) 花王 6694 -105 -3.95
(T:4063) 信越化 9959 -76 -2.86
(T:7951) ヤマハ 3830 -75 -2.82
(T:9433) KDDI 2924 -12.5 -2.82
(T:9766) コナミHD 5490 -70 -2.63
(T:4543) テルモ 4440 -35 -2.63
(T:9984) ソフトバンクG 8526 -22 -2.48
(T:6988) 日東電 9411 -63 -2.37
(T:9009) 京成 3045 -90 -1.69
(T:2502) アサヒ 4550 -40 -1.50
(T:9735) セコム 8112 -40 -1.50
(T:3099) ミツコシイセタン 1126 -39 -1.47
(T:2801) キッコーマン 3440 -35 -1.32
(T:4324) 電通 4695 -35 -1.32
(T:3086) Jフロント 1434 -61 -1.15
(T:2282) 日本ハム 3095 -30 -1.13
(T:8233) 高島屋 1007 -30 -1.13
(T:6724) エプソン 2779 -15 -1.13