5日午前の東京外為市場で、ドル・円は下げ渋り。 日本株の切り返しを受け、円買いは後退した。
ドル・円は、朝方の国内勢による買いで112円92銭まで上昇後、日経平均株価が下げに転じた場面では一時112円69銭まで値を下げた。
その後、日経平均が前引けにかけて再びプラス圏に切り返し、円買いは後退した。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏が続き、目先の日本株高継続を見込んだドル買い・円売りの流れ。
ただ、明日の米9月雇用統計を見極めようと様子見ムードも広がっており、値動きは小幅にとどまろう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円69銭から112円92銭、ユーロ・円は132円47銭から132円73銭、ユーロ・ドルは1.1752ドルから1.1763ドルで推移した。
【要人発言】
・米中央情報局（CIA）高官
「金正恩朝鮮労働党委員長は理性的な人物。
国の長期支配を望み米国との戦争は望んでいない」
【経済指標】
・豪・8月貿易収支：+9.89億豪ドル（予想：+8.5億豪ドル、7月：+4.6億豪ドル）
・豪・8月小売売上高：前月比-0.6％（予想：+0.3％、7月：0.0％）