■今後の見通し
● 2018年3月期の業績見通し
(1) 損益見通し
Mipox (T:5381)の2018年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比24.8%増の8,000百万円、営業利益で同100.9%増の448百万円、経常利益で同179.9%増の417百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で306百万円(前期は147百万円の損失)と予想されており、期初予想と変わっていない。
当初同社では、2018年3月期に2ケタ(10%以上)の営業利益率回復を見込んでいたが、成長スピードを緩め、将来の成長シナリオ実現のために基礎固めの年度と位置付けている。
そのため、営業利益は前期比では倍増が見込まれるが、利益率の水準はまだ低位にとどまる予想となっている。
ただし、上半期に450百万円の売上高を達成した受託事業の売上高を通期でも480百万円との予想に止めており、増額修正の余地はありそうだ。
また日本研紙との関係では、前期に引き続き「人材交流」、「無駄の排除」、「システム環境の整備」、「働き方改革」等の取り組みを進め、収益改善を図る方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
● 2018年3月期の業績見通し
(1) 損益見通し
Mipox (T:5381)の2018年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比24.8%増の8,000百万円、営業利益で同100.9%増の448百万円、経常利益で同179.9%増の417百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で306百万円(前期は147百万円の損失)と予想されており、期初予想と変わっていない。
当初同社では、2018年3月期に2ケタ(10%以上)の営業利益率回復を見込んでいたが、成長スピードを緩め、将来の成長シナリオ実現のために基礎固めの年度と位置付けている。
そのため、営業利益は前期比では倍増が見込まれるが、利益率の水準はまだ低位にとどまる予想となっている。
ただし、上半期に450百万円の売上高を達成した受託事業の売上高を通期でも480百万円との予想に止めており、増額修正の余地はありそうだ。
また日本研紙との関係では、前期に引き続き「人材交流」、「無駄の排除」、「システム環境の整備」、「働き方改革」等の取り組みを進め、収益改善を図る方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)