こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
4/20付の「DailyOutlook」では、日経平均と75日線について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『2月以降の株式市場の動きは、2015年の人民元ショック時と似ている。
当時も、投資家の不安心理を示すとされるVIX指数が急騰、海外投資家の売り越しが続いた』と伝えています。
続けて、その後、VIX指数の低下とともに日経平均は底打ちし、75日線を上抜けると騰勢を強めたことを挙げ、『昨日、日経平均は75日線突破目前となった(終値ベース)。
VIX指数は落ち着いており、海外投資家が買い越しに転じている点も当時と似ている。
また、業績面での割安感、後述の決算発表本格化といったスケジュール面も考慮すると、株価は上昇局面に入りつつあると捉えられる』と分析しています。
さらに、『新年度の企業業績見通しは保守的であることが広く知られており、例年この時期はガイダンス・リスクが意識される。
ここで強調しておきたいのは、会社計画が弱い年の株価は、決算発表通過後、年末にかけて堅調に推移する傾向があることだ。
これは、決算発表を重ねるごとにガイダンス・リスクが後退し、業績上方修正期待が高まるためである。
来週以降、国内主要企業の決算発表が相次ぐが、保守的な計画を打ち出す傾向のある銘柄を中心に投資機会を窺いたい』とまとめています。
最後にレポートでは、人民元ショック時と18年2月以降の日経平均と75日線の推移をグラフにして紹介していますので、詳しくは4/20付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜