本日のマザーズ市場は、朝方に日経平均の弱含みで連れ安となる場面もあったものの、相対的に堅調ぶりが目立った。
連日のストップ高で注目されるサンバイオ (T:4592)が朝安後に切り返し、マザーズ指数を押し上げた。
米中間選挙の結果速報を受けて日経平均は荒い動きとなったが、サンバイオの強い値動きで個人投資家のマザーズ銘柄に対する積極姿勢が続いたようだ。
なお、マザーズ指数は大幅に4日続伸、売買代金は概算で943.57億円。
騰落数は、値上がり174銘柄、値下がり87銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、前述のサンバイオがストップ高水準まで上昇して取引を終えた。
4日連続となる。
朝方は利益確定の売りも出たが、複数の証券会社でレーティングや目標株価引き上げの動きが観測され、株価を押し上げた。
その他ではエクストリーム (T:6033)、サインポスト<3996>、農業総合研究所 (T:3541)などが上昇。
また、上期決算を発表したエンカレッジ (T:3682)がマザーズ上昇率トップとなり、やはり決算が好感されたリンクバル (T:6046)は買い気配のままストップ高比例配分となった。
一方、直近IPO銘柄のイーソル (T:4420)やチームスピリット (T:4397)などが軟調で、ALBERT (T:3906)やSOSEI (T:4565)は小安い。
また、第3四半期決算が減益となったグローバルリンク (T:3486)や、業績上方修正で材料出尽くし感が広がったレントラックス (T:6045)などがマザーズ下落率上位に顔を出した。