本日のマザーズ市場では、マザーズ指数が朝方から上げ幅を広げる展開となった。
日経平均が朝安後にプラスへ切り返し、個人投資家のマインドが一段と上向いた。
また、マザーズ指数が上値抵抗となっていた25日線を突破したことも、マザーズ銘柄への資金流入につながったとみられる。
なお、マザーズ指数は大幅続伸、2%を超える上昇で終値としてはおよそ1カ月ぶりに900pt台を回復した。 売買代金は概算で1170.62億円。
騰落数は、値上がり199銘柄、値下がり68銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、サンバイオ (T:4592)、ALBERT (T:3906)、フィンテック (T:8789)、SHIFT<3697>、SOSEI (T:4565)などマザーズ売買代金上位は全般堅調。
業績予想を上方修正したUUUM (T:3990)のほか、オンコリス (T:4588)やブライトパス (T:4594)といったバイオ株の一角が活況を見せた。
また、決算が好感されたロゼッタ (T:6182)、農業総合研究所 (T:3541)、フィルカンパニー (T:3267)はストップ高水準で取引を終え、リファインバス (T:6531)は連日で買い気配のままストップ高比例配分となった。 一方、マネーフォワード (T:3994)やACSL (T:6232)は軟調。
前週に人気化したAmidAHD (T:7671)も反動で利益確定売り優勢となった。 また、決算発表のSOU (T:9270)がストップ安水準まで売られ、霞ヶ関キャピタル (T:3498)などとともにマザーズ下落率上位に顔を出した。