4日午前のアジア株式市場はまちまちとなっている。中国の株式市場は週末および春節(旧正月)に伴い2~10日は休場であり、韓国のKOSPIは本日休場となっている。
日本時間11時45分時点で、香港のハンセン指数は0.1%安。特に本日上場の猫眼微影(HK:1896)は2.7%安となっている。同社は中国最大手の映画チケット販売のプラットフォームで、テンセントが出資している。
主要因ではないが3日に発表された中国のサービス部門PMIは昨月の水準から僅かに下落した。
財新/マークイットが3日に発表した1月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は12月の53.9から下落して、53.6となった。しかし、景況拡大・悪化の分かれ目となる50は引き続き上回っている。
日経平均株価は0.5%高。ソニーはカメラやスマートフォンの予想を下回る売上に言及して、減収の見込みであることを発表した。このことを受けて、同株は前場の取引で8%以上下落している。
同社はPS4の売上が昨年の900万台に対して810万台となることを発表した。ソニーは今年度の売上見通しを8.7兆円から下方修正して8.5兆円としている。
一方、オーストラリアのASX 200は0.3%高。
また、ドナルド・トランプ米大統領は近いうちに中国や北朝鮮と合意に至る自信があるとブルームバーグは報じた。トランプ大統領はCBSに対して、中国との通商協議は「とてもうまくいっている」と述べた。
サウスチャイナモーニングポスト紙は、トランプ大統領と習近平国家主席は2月27、28日にベトナムで会談する可能性があることを報じた。