プラザクリエイト本社 (T:7502)は8日、2019年3月期第3四半期連結決算を発表した。
売上高が前年同期比2.7%増の168.42億円、営業利益が同55.6%増の2.04億円、経常利益が同60.3%増の2.34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.6%減の1.19億円となった。
プリント事業の売上高は前年同期比8.0%減の61.28億円、販売費及び一般管理費の抑制による効果などあったが、セグメント損失は0.17億円(前年同期は0.99億円の利益)となった。
第3四半期最大の商機である年賀状プリントにおいて、当年度より年賀はがきの値上げとなったが、カジュアルな印刷タイプの受注および店頭での印刷済パック販売が伸び、ネット年賀サービスを含む同社販売枚数は、昨年度を上回り3千万枚を超える結果(前年比4.9%増)となった。
また、宛名印刷等のオプションサービスも前年以上の受注数となった。
「なんでもダビングサービス」のキャンペーン等も継続したが、第2四半期に発生した自然災害の影響による売上高減少を補うまでには至らなかった。
モバイル事業の売上高は同10.0%増の107.14億円、セグメント利益は1.95億円(同0.45億円の利益)となった。
昨年同様に通信キャリアの販売施策に基づき端末販売に注力するとともに、店舗運営力の強化に取り組んできた。
店舗数の増加に伴い販売台数も堅調に増加している。
2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比0.8%減の220.00億円、営業利益が同4.9倍の3.00億円、経常利益が同3.2倍の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.00億円とする期初計画を据え置いている。