本日のマザーズ先物は、前日の米国株安の下落や円安一服、CMEでの225先物安など外部環境の先行き不透明感を映して、買い見送り機運が強まる可能性がある。
前日の米国市場は、市場予想を大きく下回った昨年12月の米小売売上高を嫌気し、NYダウは反落した。
また、「米中通商交渉は改革の要求を巡り依然として隔たりが大きい」と海外メディアが報じると、米景気の減速懸念が一段と警戒された。
これを背景にCMEでの225先物も下落しており、積極的に売買を手がける向きは見込みにくく、週末要因のポジション調整の動きが主体となりそうだ。
また、マザーズ市場を含む新興市場上場企業の決算発表も終盤に差し掛かっているが、個別物色の様相が強まるのみで、全体の本格的なセンチメント改善には至っていないとみられる。
上値のメドは860.0pt、下値のメドは840.0ptとする。