CAC Holdings (T:4725)子会社のシーエーシーは25日、米国のrfxcel Corporationと、医薬品トレーサビリティ分野においてパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
rfxcelは米国、EU、ロシアなどでデータのトラッキング情報を蓄積・共有するソリューションを提供している。
現在、医薬品の流通では、偽造品の脅威が世界的に拡大しており、世界各国で偽造品対策の法規制が進んでいる。
同社は、医療分野のサプライチェーン全体（製薬メーカー・流通・医療機関・患者）のトレーサビリティの確立による効率的な流通、効率的で安全な医療、および患者や利用者の安全と安心の確保が求められると考えている。
今後、同社はrfxcelの販売代理店として、日本市場におけるrfxcelの製品販売、導入支援やアフターサービスを展開するとともに、両社は協業を推進しながら、各種法規制に関連する協議会への参加を通じ、日本市場での医薬品トレーサビリティ分野の法規制の変化へ対応するための活動を推進していくとしている。
また、中国市場においても、同社グループ会社のCAC上海との連携を検討している。