CAC Holdings (T:4725)の子会社CACクロアは2月28日、塩野義製薬 (T:4507)と化合物共有ライブラリー事業において、化合物ライブラリーの管理およびプレート作製業務の委託契約を締結したことを発表した。
化合物共有ライブラリー事業は、各製薬会社が保有管理している化合物を同社が提供する設備に集約し、化合物ライブラリーの管理からプレート作製までを一貫して行うことで、化合物管理に関わる経費削減をはかる事業である。
将来的に同社は、製薬会社・アカデミア・バイオベンチャー各社が蓄積し管理する化合物群である化合物ライブラリーを共有し、相互に利用できる基盤システムの構築を目指している。
なお、化合物共有ライブラリー事業のプラットホーム構築については、2018年1月に国立研究開発法人日本医療研究開発機構の医療研究開発革新基盤創成事業に採択され、同機構の支援のもと実施している。