前場の日経平均は前日比で300円近い下落を見せ、午前11時55分時点で約21200円となっている。
ブレグジット協定案の否決と午前に発表された機械受注の悪化、アジア株の下落スタートなどさまざまな要因が考えられるが、大きいのは前日に上がりすぎた揺り戻しというところか。
5日線や25日線が次々と突破され、後場は2万1200円の攻防がカギとなる。下押し圧力が強いとはいえ、前日の米国市場も崩れておらず、特段の悪材料が出なければ本日中のここからの大きな下げには買いも期待できよう。
ブレグジット協定案の否決も予定通りといえば予定通りであり、不透明感は嫌気されるとはいえ、現状の相場を大きく突き崩す程でもない。ドルインデックスは0.07%上昇し、96.965。米国10年債は0.21%上昇し2.611、ドル/円は111.20円となっている。