4月1日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり206銘柄、値下がり16銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は大幅続伸。
3月29日の米国市場では米中協議の進展期待からNYダウが続伸し、211ドル高となった。
週明けの日経平均もこうした流れを好感し295円高からスタート。
新年度入りによる資金流入への期待や新元号発表を控えたご祝儀ムードに加え、中国メディアの財新などが発表した中国の3月製造業購買担当者景気指数(PMI)が改善したこともあり、前場の日経平均は21682.94円(前週末比477.13円高)まで上昇する場面があった。
ただ、後場に入ると利益確定の売りが出て伸び悩んだ。
大引けの日経平均は前週末比303.22円高の21509.03円となった。
東証1部の売買高は14億1919万株、売買代金は2兆4846億円だった。
業種別では、石油・石炭製品、鉄鋼、金属製品が上昇率上位で、その他も全般堅調。
空運業のみ小幅に下落した。
東証1部の値上がり銘柄は全体の86%、対して値下がり銘柄は12%となった。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)、同2位はファーストリテ (T:9983)となり、2銘柄で日経平均を約34円押し上げた。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは第一三共 (T:4568)で8.25%高、同2位はユニチカ (T:3103)で5.18%高だった。
第一三共は、引き続きアストラゼネカとの提携が材料視されている。
一方、値下がり寄与トップはダイキン (T:6367)、同2位は楽天 (T:4755)となり、2銘柄で日経平均を約3円押し下げた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップは楽天で3.82%安、同2位はニチレイ (T:2871)で1.61%安だった。
楽天は、リフト上場による有価証券評価益計上も出尽くし感が優勢に。
*15:00現在日経平均株価 21509.03(+303.22)値上がり銘柄数 206(寄与度+310.03)値下がり銘柄数 16(寄与度-6.81)変わらず銘柄数 3○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9984) ソフトバンクG 10900 155 +17.07 (T:9983) ファーストリテ 52490 460 +16.89 (T:6954) ファナック 19335 455 +16.71 (T:4568) 第一三共 5521 421 +15.46 (T:8035) 東エレク 16360 360 +13.22 (T:6971) 京セラ 6657 157 +11.53 (T:4063) 信越化 9536 256 +9.40 (T:6762) TDK 8890 220 +8.08 (T:9433) KDDI 2421 36 +7.93 (T:4503) アステラス薬 1694.5 36 +6.61 (T:6506) 安川電 3650 175 +6.43 (T:7267) ホンダ 3075 80 +5.87 (T:7203) トヨタ 6646 159 +5.84 (T:6645) オムロン 5320 140 +5.14 (T:6857) アドバンテ 2642 69 +5.07 (T:6988) 日東電 5946 131 +4.81 (T:6758) ソニー 4756 111 +4.08 (T:9735) セコム 9584 102 +3.74 (T:6305) 日立建 3030 93 +3.41 (T:6976) 太陽誘電 2268 91 +3.34○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:6367) ダイキン 12925 -45 -1.65 (T:4755) 楽天 1008 -40 -1.47 (T:2871) ニチレイ 2684 -44 -0.81 (T:6098) リクルートHD 3154 -7 -0.77 (T:4911) 資生堂 7975 -12 -0.44 (T:4751) サイバー 4455 -60 -0.44 (T:8628) 松井証 1034 -8 -0.29 (T:8830) 住友不 4580 -6 -0.22 (T:9602) 東宝 4400 -45 -0.17 (T:1332) 日水 841 -4 -0.15 (T:8804) 東建物 1350 -7 -0.13 (T:8233) 高島屋 1469 -5 -0.09 (T:2432) DeNA 1660 -7 -0.08 (T:4151) 協和キリン 2408 -2 -0.07 (T:9437) NTTドコモ 2446 -5.5 -0.02 (T:9202) ANA 4057 -2 -0.01