Shinwa Wise Holdings (T:2437)は11日、2019年5月期第3四半期(18年6月-19年2月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比52.6%増の23.99億円、営業損失が0.24億円(前年同期は2.22億円の損失)、経常損失が0.59億円(同2.68億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.80億円(同2.26億円の損失)となった。
オークション関連事業の取扱高は前年同期比40.8%増の35.97億円、売上高は同77.4%増の17.54億円、セグメント利益は0.79億円(前年同期は0.60億円の損失)となった。
オークション事業については、オークションの開催回数が前年同期より1回少ない17回だったため、前年同期に比べて出品点数や落札点数が減少した。
しかし、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率や平均落札単価が前年同期に比べて大幅に上昇したことに加え、オークション会場リニューアル及びShinwa Priveの画廊スペース新設記念特別オークションの取扱高が7億円に迫り、落札率も 92.9%となるなど高い実績を上げた。
また、ワインオークションも引き続き好調を保った他、当第3四半期累計期間は、新たなジャンルとしてMANGAオークションを開催した。
オークション関連その他事業については、当第3四半期累計期間は大型案件の成約があり、前年同期比較で、取扱高は133.1%増、売上高は133.9%増とともに大幅に増加した。
エネルギー関連事業の売上高は前年同期比8.9%増の5.93億円、セグメント損失は0.48億円(前年同期は1.67億円の損失)となった。
50kW級の低圧型太陽光発電施設販売事業では、利回り商品としての需要により、当第3四半期累計期間は、18基を販売した。
マレーシアにおけるPKS事業は、当第3四半期累計期間に1万トンを販売するとともに、仕入原価等の見直しに取り組んだ結果、赤字幅は縮小したが、依然改善が必要な状況であり、継続して取り組む。
ウェルスマネジメント分野における米国テキサス州の中古不動産物件紹介事業は、当第2四半期連結累計期間は9件の販売実績となった。
その他、ミャンマー連邦共和国でのマイクロファイナンス事業は順調に推移した。
また、各事業の販売費及び一般管理費の見直しを行う等、グループ全体の利益体質化に向けた改善に取り組んだ。
2019年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.9%増の30.00億円、営業利益が0.74億円、経常利益が0.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.50億円とする1月に修正した業績予想を据え置いている。