本日の米国市場で注目の3ポイントは以下の通り。
1. 米中古住宅販売戸数
21日午後11時00分、NAR(全米不動産協会)が5月米中古住宅販売戸数を発表する。
年次ベースでは529万戸で前月から1.2%増の見通し。
21日午後10時45分、6月米製造業PMI(速報値)が発表される。
前月からわずかに低下し50.4になる見通し。
一方で非製造業PMIはやや上昇し51になる見通し。
2. 米石油掘削リグ稼働数
イラン革命防衛隊が20日午前、イラン上空で米偵察ドローンを撃墜したと発表したのち原油先物価格は上昇している。
米中央軍の報道官は、無人偵察機がホルムズ海峡上の「公空」でイランの対地空ミサイルにより撃墜されたとしている。
21日午後5時31分時点でのWTI原油先物は0.33%高の57.26ドル、ブレント原油先物は0.64%高の64.86ドル。
22日午前2時00分、米ベーカー・ヒューズ社が米石油掘削リグ稼働数を発表する。
先週の報告によると稼働中リグは1基減の788基で、前年同時期比では75基(8.7%)減となっていた。
3. FOMCメンバー発言
クリーブランド連邦準備銀行は22日午前1時、政策会議を開催する。
この会議にはクリーブランド連銀総裁のロレッタ・メスター氏やラエル・ブレイナードFRB理事らが参加する。
20日に行われたFRBの会見を受け、7月FOMCで0.25%の利下げが行われる確率は100%を織り込んでいる。