28日のマザーズ指数は続伸となった。
前日の米国株式相場で、G20首脳会議の開催を週末に控えて高安まちまちの展開となった流れから、本日のマザーズ市場には朝方から前日上昇分の利益を確定する動きが先行した。
その後は、為替市場がじりじりと円安方向に振れるなか、日経平均の下げ渋りも支援材料となり、短期資金がマザーズ市場へと向かった。
個人投資家などによる指数インパクトンの大きいマザーズ銘柄に対する買い戻しの動きも散見され、マザーズ指数は後場一段高となった。
なお、売買代金は概算で858.51億円。
騰落数は、値上がり154銘柄、値下がり118銘柄、変わらず17銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、カイオム・バイオサイエンス (T:4583)が11%高になったほか、シェアリングテクノロジー (T:3989)やレアジョブ (T:6096)がともに10%超の上昇をみせた。
売買代金上位では、そーせい (T:4565)、オンコリス (T:4588)、GNI (T:2160)、Sansan (T:4443)、オイシックス・ラ・大地 (T:3182)が上昇。
一方で、インパクトホールディングス (T:6067)、新日本製薬 (T:4931)、HEROZ (T:4382)、インフォネット (T:4444)は軟調。
なお、本日マザーズ市場に上場したリビン・テクノロジーズ (T:4445)の初値は公開価格の約2.3倍となる9000円となり、初値形成時の出来高は21万5100株だった。