📊 上級投資家がどのようにポートフォリオを組んでいるかご覧くださいヒントを探す

日経平均は反発、一時250円超の上げ幅 円高への警戒は残る

発行済 2019-08-27 16:45
更新済 2019-08-27 16:56
日経平均は反発、一時250円超の上げ幅 円高への警戒は残る
JP225
-
SOX
-
TOPX
-
7267
-
7270
-
8035
-
7238
-
7203
-

[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。米中協議の進展期待の高まりや、外為市場のドル高/円安を好感し、朝方から輸出関連株を中心に幅広く買われた。一時250円を超える上げ幅となったが、前日の取引で23日の水準から急激に下げたこともあり、午後にかけて戻り待ちの売りも出やすかった。トランプ米大統領の貿易に関する発言には懐疑的な見方も出ていた。

トランプ米大統領が通商協議を再開する方針を表明したことで不安感が後退。26日の米国株主要3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、東京市場では朝方から買いが先行した。

日米の貿易交渉が基本合意したことを受け、トランプ大統領が日本車への追加関税を考えていないとの意見を表明したことも注目され、トヨタ自動車 (T:7203)、ホンダ (T:7267)、SUBARU (T:7270)といった自動車株が物色された。急落していたフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数) (SOX)が反転し、東京エレクトロン (T:8035)など半導体関連株が上昇するなど、プラス材料が多かったことも、堅調な地合いに結びついた。

一方、トランプ大統領の貿易に関する発言については「自作自演な部分が大きく、市場は依然として懐疑的」(ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏)との声も出ていた。中期的に円高が進行する警戒感も残っている。午後にかけてドル/円が105円半ばへじり安となり、やや上げ幅を縮小した。

TOPIXは反発。東証33業種は保険業、水産農林を除く31業種が上昇。ゴム製品、その他製品、情報・通信などが値上がり率上位に入った。

個別では、曙ブレーキ工業 (T:7238)が反発し、東証1部で値上がり率1位となった。同社は26日、元日本電産常務執行役員の宮地康弘氏が社長兼最高経営責任者(CEO)に就任する人事を発表。新体制の発足で経営の変化に対する期待から買いが入った。

東証1部の騰落数は、値上がりが1480銘柄に対し、値下がりが556銘柄、変わらずが114銘柄だった。

日経平均 (N225)

終値      20456.08 +195.04

寄り付き    20467.22

安値/高値   20439.92─20529.94

TOPIX (TOPX)

終値       1489.69 +11.66

寄り付き     1491.72

安値/高値    1488.40─1494.90

東証出来高(万株) 104296

東証売買代金(億円) 17695.66

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます