28日のマザーズ指数は大幅に3日続落となった。
前日の米国株式市場で、米中貿易協議の行方に対する警戒感から主要3指数が揃って反落した流れを受け、本日のマザーズ市場は朝方からマイナス圏でのスタートとなった。
円相場は1ドル=105円台後半で落ち着きを見せていたが、相場全体として手掛かり材料難のなかで、前日同様に指数インパクトの大きいアンジェス (T:4563)に対する売りが他のバイオ株にも波及。
これにより、個人投資家のセンチメントにも影響を与え、マザーズ指数は大引けにかけて一段安になった。
なお、売買代金は概算で859.47億円。
騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり210銘柄、変わらず7銘柄となった。
値下がり上位銘柄では、前日から急落の続くアンジェスが15%安になったほか、インパクトホールディングス (T:6067)や大泉製作所 (T:6618)も大幅安に。
売買代金上位銘柄では、そーせい (T:4565)、ツクルバ (T:2978)、オンコリス (T:4588)、ロゼッタ (T:6182)、ALBERT、サンバイオ (T:4592)が軟調。
一方で、バンクオブイノベ (T:4393)、イノベーション (T:3970)、手間いらず (T:2477)、ブシロード (T:7803)、メルカリ (T:4385)、SHIFT (T:3697)は上昇。